20話 青柳アリサ
白波リュウは鬼の素を発動させ那覇キリサメを倒したが
リュウも力尽きその場に倒れ込んだ。
赤坂ヒョウ「リュウ、アリサ2人ともしっかりしろ!」
ヒョウは気を失った2人に声をかけたが
リュウは完全に体力を使い果たし
アリサはキリサメから受けたダメージがひどく危険な状態だった。
そこに1人の銀髪で痩せ型の若い男が近付いてきた。
謎の男「これはかなり危険な状態だ。少し見せて。」
赤坂ヒョウ「誰だ?」
高遠スバル「僕は高遠スバル!安心して!通りすがりの医者だから!」
★高遠 スバル (18歳)
→手術の素の能力者
高遠スバル「"手術の素""検査"」
掌から小さなサークルを出現させアリサの体に当てた。
赤坂ヒョウ「何やってる?」
高遠スバル「今、体内を検査してる最中だ。・・・まずいな内臓をかなり損傷してる!!」
手を勢い良くアリサの体に刺した。
赤坂ヒョウ「てめぇ!」
高遠スバル「貫通による傷はないから大丈夫!
"手術の素""抽出"」
体に刺した手を抜き損傷した内臓を取り出したがアリサの体には一切の外傷がなかった。
赤坂ヒョウ「まるで、体をすり抜けたみたいだな!気味が悪ぃ!」
スバルはカバンからメスを取り出し黙々と
内臓の手術を行った。
高遠スバル「よし完了だ!」
治療を終えた内臓をアリサの体内に戻した。
赤坂ヒョウ「リュウのことも見てやってくれ!」
高遠スバル「彼は体力が尽きただけだから直に目を覚ますよ。米と肉でも与えれば力も元に戻る。」
赤坂ヒョウ「そうか!なら良かった!」
しばらくしてリュウとアリサが目を覚ました。
青柳アリサ「あれ?体が痛くない!」
高遠スバル「手術はしたけど念のためしばらくは安静にしておいて!」
青柳アリサ「誰か分からないけどありがとう! 」
高遠スバル「とは言え2人とも目を覚まして安心したよ!じゃあ僕はこの辺りで行くね!」
スバルは去っていった。
白波リュウ「キリサメはどこだ?」
赤坂ヒョウ「キリサメはお前が倒したよ!2人が気絶してる間に政府が連行して行きやがった!金になる敵だったのによ!!」
白波リュウ「俺が倒した!?全く記憶にねぇ
・・・」
鬼の能力を発動している間のことを全く覚えていなかった。
赤坂ヒョウ「やっぱりコントロール出来てる訳じゃねぇんだな・・・」
青柳アリサ「2人とも本当にありがとう!
1度は命を狙ったこと本当にごめんなさい!」
白波リュウ「もう昔の事だ!なあ、アリサ・・・俺たちの仲間になれ!これからも力を貸してほしい!」
赤坂ヒョウ「確かにお前がいなきゃ死んでたかもしれないし海皇団は倒せなかった!大物の犯罪組織を舐めてたのは否めねぇ!」
青柳アリサ「私、元々特殊能力対策機関に入るために訓練してたんだ。父が私に教えてくれたのがきっかけで知って、ずっと正義のヒーローみたいな存在だった・・・」
白波リュウ「なら仕方ねぇ!!俺はあいつら大嫌いだけどアリサがそっちを選ぶなら・・・」
青柳アリサ「けど今は違う!海皇団を倒す依頼をしても特殊能力対策機関は全然来てくれなかった!
けど、あなた達はこうして国を救ってくれた!例え犯罪者でも賞金稼ぎでも鬼でも良い!あなた達についていきたい!」
青柳アリサを仲間に加え賞金稼ぎグループはこの後も大きな犯罪組織に挑んで行く。
ー『海の国編』完ー




