17話 海帝のキリサメ
琉球タツマ、泡盛センボン、石垣イソベイ
幹部達が次々と討たれ残すはリーダーの
那覇キリサメだけとなった
赤坂ヒョウ「流石にこの量の炎を出すと動力の消耗が激しい。」
ヒョウはやや体力の限界を迎えていた。
建物外から激しい戦闘音が聞こえてくる。
赤坂ヒョウ「そんなことも言ってらんねぇな!!そろそろあのサメが戻ってきた頃だ!」
ふらふらに成りながらも建物外へ向かって走り出した。
◆海皇団アジト 庭
青柳アリサは自身を上回る怪力と水の能力を持つ那覇キリサメに苦戦していた。
那覇キリサメ「"突鮫槍"」
サメの獣人に変化しミサイルのような勢いでアリサに突撃した。
青柳アリサ「なんて勢い!!」
アリサはキリサメの攻撃を受け建物の壁に激突した。
那覇キリサメ「"斬鮫喰"」
サメの歯を向け噛みつきながらさらに突進した。
アリサは噛みつかれるギリギリで避けたが
キリサメの歯は建物の壁を噛み砕く威力を見せた。
青柳アリサ「・・・食らわなくて正解だった。」
青ざめながらも手に水を纏った。
青柳アリサ「"水の素""雨矢獲"」
掌を振るい細かい水の塊を散弾銃のように放った。
那覇キリサメ「その程度の攻撃食らっても問題ないんだが。」
水の弾丸を全てかわしアリサに接近した。
那覇キリサメ「"水の素""群鮫津波"」
サメをかたどった水の塊を大量に出現させアリサに飛ばした。
青柳アリサ「ダメだ全然歯が立たない・・・」
アリサは倒れ込んだ。
那覇キリサメ「少し人より腕力が強くても所詮小娘。俺たちとともに来れば獣人薬に頼ればもっと伸ばせたかもしれないものを。真面目なだけじゃ強くなれないと思い知れ。」
手に水を纏わせゆっくりアリサに接近した。
白波リュウ「"風の素""烈風斬"」
飛ぶ斬撃がキリサメに襲いかかった。
那覇キリサメ「なんだ?お前か鬼人の白波リュウ!」
白波リュウ「お前は俺が討ち取る!」
琉球タツマを倒したリュウが海皇団アジトに戻ってきた。
那覇キリサメ「俺は8000万円の賞金首、海帝の那覇キリサメ。それも獣人薬により鮫の力を得る前の額だ。」
白波リュウ「ああ俺の4倍の値段だな。」
那覇キリサメ「お前の首を狙ってたであろう賞金稼ぎの赤坂ヒョウや1度は罠にハメようとした青柳アリサと何故組むのか俺には理解出来んな。」
白波リュウ「確かに2人とは最初喧嘩した。けど、7年間檻にいた俺にも力を貸してくれる大事な友達だ。友達の国をめちゃくちゃにする奴を俺は許さねぇ!!」
リュウは大刀を構えた。
次回、リュウの秘密の力が覚醒する!?




