137話 茶屋ハルカvs小牧メイ
小牧メイの放った煙幕により
白波一行は視界を奪われた。
紫苑トオル「"視覚の素""日暗視"」
紫苑は煙の中でも人や景色を完全に
把握していた。
小牧メイ「懐かしいな!研修時代に私が煙幕で
視界をなくしてオトちゃんの聴覚とトオルの透視
を頼りに敵を次々に狩っていったの!」
紫苑トオル「ああ、そんな事も有ったな。
知っての通り俺に暗闇は関係ない。
壁だろうが煙だろうが障害物は全て透かす事が
出来る。」
小牧メイ「だったら大事な幼馴染みを守って
みろ!!」
小牧は茶屋に近付いた。
紫苑トオル「ハルカ!しゃがめ!」
紫苑にはナイフを持って茶屋に迫る小牧が
見えていた。
茶屋は小牧のナイフが来る直前にしゃがんだ。
茶屋ハルカ「"重力の素""熱破"」
茶屋はしゃがんだ後に急速に体重を軽くし
宙に浮く勢いで小牧のアゴに拳を放った。
小牧メイ「うっ・・・小娘が!!」
小牧はふらついた。
紫苑トオル「よし!今、小牧の動きは止まってる!
もう一発だ!」
茶屋ハルカ「"重力の素""震裂錘"」
茶屋は浮遊した状態から一気に自身の
体重を重くし勢い良く落下した。
小牧メイ「・・・危ねぇ!!」
小牧はギリギリで茶屋の落下を避けた。
小牧メイ「"煙の素""白縛煙牢"」
煙幕が一気に収縮され視界が晴れた。
赤坂ヒョウ「煙が消えたぞ!」
青柳アリサ「けど・・・ハルカが!!」
実体化した煙の縄で小牧は縛られていた。
小牧メイ「捕まえた!」
茶屋ハルカ「離しんさい!ストーカー女!」
小牧メイ「いやよ!あなたトオルにいつも
くっついてるから!」
紫苑トオル「今、助けるぞ!!」
小牧メイ「おっと、余計な事するとハルカの
命はねぇ!」
小牧は茶屋にナイフを突きつけた。
茶屋ハルカ「うっ・・・」
紫苑トオル「大丈夫だ!こっちは7人、あっちは
1人だ!不利なのは小牧の方じゃないのか?」
小牧メイ「"煙の素""煙分身"」
更に多くの煙を吐き出し
煙で小牧の分身を7体作り上げた。
小牧メイ「これで平等だ!」
小牧の分身が一斉に襲いかかる。
白波リュウ「"風の素""突風大破"」
白波は大刀を振るって突風を起こし
小牧の分身を全て吹き飛ばした。
小牧メイ「は?」
白波リュウ「煙の弱点はやっぱり風か!!
もっと早く気付くべきだった!」
茶屋ハルカ「ウチに巻き付いてた煙も全部
消えてるけ~!」
茶屋は自由に動けるようになっていた。
小牧メイ「可愛くねぇな!!」
茶屋ハルカ「"重力の素""軽量化"」
茶屋は食器棚に触れて軽くし、持ち上げた。
茶屋ハルカ「これでも喰らえ!!」
食器棚を投げて小牧に激突させた。
紫苑トオル「さぁ、今のうちだ!ダイヤ軍の
基地に向かうぞ!」
白波一行は定食屋を脱出し名古屋サトシのいる
白夜四天王ダイヤ軍の基地を目指して走った。
小牧メイ「いたた・・・待て!」
店員「あの、お客様・・・」
小牧メイ「何だよ!?」
店員「食事代と弁償代を・・・」
小牧メイ「知るか!!!」
◆とある公園
西尾アキラ「"晶の素""水晶玉"」
西尾が手に持つ水晶玉には町を走る白波一行が
映っていた。
西尾アキラ「やっぱり小牧は甘いな!結局、
逃げられてるじゃねぇか!」
★西尾 アキラ
→能力 : 晶の素
→白夜四天王ダイヤ軍 幹部




