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エレメント  作者: ホワイトドラゴン
第六章 白夜四天王ダイヤ編
146/173

133話 渋谷コウイチvsジョーカー

白夜二十六区の基地を抜ける寸前の駐車場

まで来た渋谷コウイチと品川ユウコの前に

ジョーカーが現れた。


渋谷コウイチ「仮面とフードで姿が全く見えない

けど、向き合っただけで分かる!!

ただ者じゃない人間と対峙してることが・・・」


渋谷は足がすくみ始めていた。


渋谷コウイチ「あなたは誰なんです!?」


ジョーカー「私はジョーカー。

白夜びゃくやを指揮する者だ。」


渋谷コウイチ「あなたがジョーカー・・・」


ジョーカー「そうとも。特殊能力対策機関の

1番隊隊長とは随分と出世したな。渋谷コウイチ。」


渋谷コウイチ「僕を知ってるんですか?」


ジョーカー「・・・君は今となっては有名人だ。

知らない者などいないだろう。」


ジョーカーは掌を正面に向けた。


渋谷コウイチ「・・・!?体が急に?」


渋谷はジョーカーの掌に引き寄せられ、

さらに駐車場に止められていたトラックも

同時に引き寄せられた。


品川ユウコ「コウイチくん避けて!!

トラックにぶつかっちゃう!!」


渋谷コウイチ「そうしたいとこなんですが、

強い力で引き寄せられて身動きが取れません!

くそっ・・・」


渋谷はトラックにぶつかる寸前で

目の前に氷の壁を出しトラックとの衝突を

防いだ。


ジョーカー「流石だ。」


ジョーカーは再び掌を正面に向ける。


渋谷は再びジョーカーの掌に引き寄せられる。


渋谷コウイチ「"アイスエレメント""氷結拳ひょうけつけん"」


渋谷は引き寄せられる力を利用し

冷気を纏った拳をジョーカーに振りかざす。


ジョーカー「なるほど良い分析だ。」


渋谷の拳はジョーカーをすり抜ける。


渋谷コウイチ「一体どうなってるんです?

当たりもしなかった!」


ジョーカー「さあ?これはどうする?」


ジョーカーは掌を正面に向ける。


渋谷コウイチ「また引き寄せられ・・・

いや、違う!!」


渋谷は反発する力に弾かれ壁際まで飛ばされる。


渋谷コウイチ「何なんだ?あの人を中心に

全てが弾かれてるみたいだった!

あれ、いない!!」


渋谷は起き上がり目の前を見たが

ジョーカーはいなかった。


品川ユウコ「コウイチくん!!後ろ!」


渋谷コウイチ「え?」


渋谷の後ろの空間が歪み出し

空間の歪みが消えるとジョーカーが現れた。


ジョーカー「弾く力、引き寄せる力、

すり抜ける技、瞬間移動!あなたは一体何なんだ!?今言おうとした事はこれで合ってるか?」


渋谷コウイチ「何で?まさか・・・」


ジョーカー「その通り私は少し先の未来が見える。

瞬間移動とすり抜けの技は同じだ。

未来を読めばお前の攻撃に応じて部分的に

ワープさせる事も可能だ。」


渋谷コウイチ「やはり未来を読んでたのか・・・」


ジョーカー「不測の事態が続いても分析をやめず

すぐに次の手を思い付く。だてに若くして出世

している訳ではなさそうだな。」


渋谷コウイチ「"アイスエレメント""氷柱突槍つららとっそう"」


渋谷は掌の先から鋭く尖った氷のトゲを

放出しジョーカーに突き刺した。


ジョーカー「取り柄の冷静さを失って来てるぞ。」


氷のトゲはジョーカーをすり抜けていた。


渋谷コウイチ「あなたの正体を必ず突き止める!」


ジョーカー「それが出来ると良いな。」


ジョーカーは掌を目の前に向け

強力な斥力で渋谷を弾き飛ばした。


渋谷コウイチ「くっ!」


ジョーカー「さらに。」


渋谷が飛ばされた先にジョーカーはワープし

飛ばされてきた渋谷を蹴り飛ばした。


渋谷コウイチ「ガハッ!!」


ジョーカー「お前は私には敵わない。」


ジョーカーは掌を地面に向けた。


渋谷コウイチ「立ち上がれない・・・

見えない重い物が乗ってるみたいだ・・・」


渋谷は目に見えない力に上から押さえ付けられ

起き上がれずにいた。


ジョーカー「音を消して背後から迫ってるつもり

かもしれないが無駄だぞ!」


ジョーカーの背後に刀を持った品川ユウコ

がいたがすぐに気付かれ強力な斥力で

弾き飛ばされた。


品川ユウコ「うっ・・・」


ジョーカー「お前はまだ人質なんだ。

大人しくしてもらおうか。」


渋谷コウイチ「ユウコさんを人質から

解放して下さい!」


ジョーカー「無理な話だな。お前達の司令官が

特殊能力対策機関で行っている事を認めない

限りはな。」


渋谷コウイチ「なら、僕が人質になります!!

人質交換です!!僕の首の方が値打ちは

高いですよね!?」


ジョーカー「随分と自分を高く見積もったな。

何故そこまでする?」


渋谷コウイチ「僕は昔、何も出来ずに大切な

友達を亡くしました!同じ思いをしたくない

ただ、それだけです!!」


ジョーカー「・・・そうか。」


渋谷コウイチ「僕の首じゃ不満ですか?」


ジョーカー「いや。良いだろう。品川ユウコは

解放する。これからは渋谷コウイチを人質とし、

取引を行う。」

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