132話 牢獄
次のターゲットは白夜四天王・名古屋サトシ
紫苑トオルと茶屋ハルカの敵の一人である
紫苑トオル「名古屋を討ったら次に狙うのは
ジョーカーだ!東堂先生の命と能力、そして
必死で集めた特殊能力対策機関の裏に関する
情報を奪って大事に保管してやがる!」
茶屋ハルカ「パパが集めた情報とスパイとして
特殊能力対策機関に潜り込んだ大久保フウマ
が探った情報を特殊能力対策機関を占拠する
計画に使うつもりだったんじゃろうが、誰かさん
が特殊能力研究所をめちゃくちゃにしちゃったけ
特殊能力対策機関と研究所の取引の証拠が完全に
消えてしもた・・・」
青柳アリサ「何かごめんなさい・・・」
黒田シン「フッ!あのヘラヘラした墨の能力者、
スパイだったのか!」
白波リュウ「特殊能力対策機関を占拠って
アイツらどうなったんだ?俺アイツら大嫌い
なんだよ!全員くたばったか!?」
紫苑トオル「裏で行ってる悪事を認めさせる
ために品川ユウコを人質として拉致している。
他は一旦解放したが渋谷コウイチが現在行方不明
になっている。」
白波リュウ「コウイチが・・・行方不明!?」
◆白夜二十六区 全軍基地 とある廊下
渋谷コウイチは監禁された品川ユウコを
救うべく監獄部屋を目指していた。
渋谷コウイチ「ハァハァ!ユウコさんどこ
にいるんだ?」
草加タロウ「"抜の素""壁抜"」
渋谷の背後の壁をすり抜け草加の上半身だけが
現れる。
草加タロウ「渋谷コウイチ撃ち取ったぞ!」
草加は渋谷の背後から銃を発砲した。
渋谷コウイチ「!?」
渋谷は銃弾を受け、氷になって砕け散る。
草加タロウ「やったのか!?」
渋谷コウイチ「"氷の素""氷分身"」
草加の背後から渋谷が現れる。
草加タロウ「え?何故!?」
渋谷コウイチ「さっき撃ったのは僕の分身です!
残念でしたね!」
草加タロウ「まずい!!別の部屋へ・・・」
草加は壁を抜けて隣の部屋に逃げる準備を
始める。
渋谷コウイチ「もう遅いですよ!!」
草加に向けて冷気が走る。
草加タロウ「体が動か・・・」
草加は完全に凍りついた。
白夜二十六区 Z街区総隊長 草加タロウ 撃破
◆白夜二十六区 全軍基地 監獄部屋
拉致された品川ユウコが
牢獄を操る能力者・所沢リンにより
監禁されている部屋では
所沢リン「何だか寒いわね・・・」
品川ユウコ「もしかして・・・」
突如部屋のドアが開く。
渋谷コウイチ「見つけた!ユウコさん、もう
大丈夫です!!助けに来ました!」
品川ユウコ「コウイチ君!?」
所沢リン「渋谷コウイチ・・・いつの間に
この基地に来ていたの?まぁ、良いわ!!
あなたもワタクシメの檻で拘束してあげる!」
渋谷コウイチ「"氷の素""氷斬一角"」
渋谷は刀に冷気を纏わせ所沢に斬りかかった。
所沢リン「"牢獄の素""垣護檻"」
所沢が地面に手を付くと
鉄格子の壁が目の前に現れ渋谷の刀を防いだ。
渋谷コウイチ「鉄の柵ですか?中々強靭ですね!」
所沢リン「それだけじゃないわ!ワタクシメは
牢獄を操る能力者!必要に応じて鉄の棒は形を
変える!」
鉄格子の壁は突如柔らかくなり
輪の形状に変化して渋谷を拘束した。
品川ユウコ「コウイチ君!!」
所沢リン「渋谷コウイチ確保!」
渋谷コウイチ「いえ!捕まるのはあなたです!」
渋谷はかろうじて動く両掌を所沢に向けて
冷気の波動を放った。
所沢リン「うっ・・・寒い!!」
渋谷コウイチ「"氷の素""氷結界牢"」
所沢は球状の氷塊に閉じ込められた。
白夜二十六区 L街区総隊長 所沢リン 撃破
所沢の能力が解除されたため
渋谷と品川を縛っていた鉄の輪が消え
2人は自由になった。
品川ユウコ「コウイチ君!ありがとう!」
渋谷コウイチ「今のうちに逃げましょう!!」
渋谷と品川は監獄部屋を抜け走り出す。
◆白夜二十六区 全軍基地 駐車場
渋谷と品川は白夜二十六区の基地を抜ける
寸前までたどり着いた。
渋谷コウイチ「よし!他の総隊長に遭遇せず
ここまで来れた!」
品川ユウコ「生き残ってる総隊長達は恐らく
別格に強い!早く基地を抜けましょう!」
しかし、2人の目の前の空間が突如歪み始める。
そして、空間の歪みが消えると
フードを被り仮面で顔を隠したあの人物が現れる。
ジョーカー「困るな。取引のための大事な
人質を解放されてしまっては。」
渋谷コウイチ、品川ユウコ「!?」




