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エレメント  作者: ホワイトドラゴン
第六章 白夜四天王ダイヤ編
144/169

131話 潜入捜査官・東堂シシトウ

白波一行は白夜二十六区に潜り込んでいた事が

判明した紫苑トオル、茶屋ハルカと

行動を開始する。


一同は狭山コトネの掘った洞窟を進み

外へ抜けた。


◆とある岩場


茶屋ハルカ「"重力グラビエレメント""軽量化ウェイトレス"」


茶屋は巨大な岩を軽くして持ち上げ

洞窟出口の前に置いた。


紫苑トオル「これで越谷と桶川は追って来れない。」


青柳アリサ「ハルカ傷はもう大丈夫なの?」


茶屋ハルカ「平気じゃけ~!あんなのすぐに

回復しちょる!」


紫苑トオル「東堂先生と同じでタフだな!」


黒田シン「フッ!東堂ってのはハルカちゃんの

父親なんだよな?ずっと気になってたんだが

何で名字が違うんだ?」


茶屋ハルカ「パパは浮気がひどかったけ~!!

ウチのママの他に妻が10人いたんじゃ!」


白波リュウ「クズじゃねぇか!!」


金村セイ「おい・・・」


茶屋ハルカ「うん!女関係に関しては本当に

ロクでもない人じゃったけ~!!

ウチは一旦ママに引き取られたけどママもウチが

小さい時に亡くなってその後はウチを捨てた

パパの元で暮らすようになったんじゃ!」


黒田シン「フッ!トオルとはどこで出会ったんだ?」


茶屋ハルカ「トオルが刑事になるための訓練生

だった時代に教官を担当してたのがウチのパパ

じゃったけ!訓練の様子を見学しに行った時に

トオルと知り合ったんじゃ!」


紫苑トオル「トオル兄ちゃんって懐いてくれて

可愛かったな・・・」


茶屋ハルカ「余計な事言わんで!それと可愛い

のは今も!」


紫苑トオル「東堂先生は重力を操る"重力グラビエレメント"を

完全に覚醒していた。良く俺の頭上から隕石を

降らせてそれを全て避ける訓練を課していた。」


白波リュウ「殺す気かよ!?」


青柳アリサ「重力操作なんて別次元ね!」


茶屋ハルカ「それなのにパパと来たら俺は

いつでも自由に覗きが出来るトオルが羨ましい

って・・・」


紫苑トオル「あぁ。嫉妬も有ってか他の生徒

以上にしごかれた。まさにパワハラだ。」


赤坂ヒョウ「パワハラどころじゃねぇよ!!」


紫苑トオル「・・・だが、良い人だった。

きっと良い人じゃなきゃ死なずに済んでた。」


茶屋ハルカ「そうじゃろね!スパイで潜入した

先の奴らなんてほっとけば良かったのに!」


青柳アリサ「どう言うこと?」


茶屋ハルカ「パパは白夜びゃくやに潜入捜査官として

潜り込み、その先で出来た部下に裏切られて

スパイである事がバレたんじゃ。」


白波リュウ「潜入先で部下に裏切られた?」


紫苑トオル「それが今の白夜四天王びゃくやしてんのうダイヤの称号を

持つ男・名古屋サトシだよ。」


黒田シン「フッ!ダイヤは元々は東堂シシトウ

の称号だってさっき話してたよな!それはつまり

部下が称号奪ったって事なのか?」


紫苑トオル「そうなるな。東堂先生はスパイと

して白夜びゃくやに潜り込んだが思った以上に階級が

上がり、なんと白夜四天王びゃくやしてんのうダイヤの称号を

受けたんだ。」


黒田シン「フッ!潜入先で評価されるってのも

複雑なもんだな!」


紫苑トオル「だが、部下になった名古屋サトシは

ダイヤの称号を自分が受けられなかった事を

妬み東堂先生がスパイである事を掴んで密告

した。」


赤坂ヒョウ「実力で上に行く世界は嫉妬が付き物

だな。」


紫苑トオル「そして事実を知ったジョーカー

は東堂先生を処刑して、重力を操る能力を自身の

物にしダイヤの称号は名古屋サトシに引き継いだ。」


白波リュウ「ジョーカーが重力を操る能力者?」


青柳アリサ「ワープの能力者じゃなかったの?」


金村セイ「本当に何者なんだよ!?」


紫苑トオル「潜入し白夜びゃくや二十六区にじゅうろっくの総隊長

までは何とか登り詰めた俺達でもまだ掴めて

いない、顔も本名も性別も。だが1つ言えるのは

ジョーカーは神に近い存在だと言う事だ。」


茶屋ハルカ「白夜びゃくやには辛い境遇の人もいるけ。

自身の能力エレメントのせいで家族や友達に煙たがれ居場所を

なくした人、人体実験に利用されそうになった人、

上手く能力エレメントを覚醒出来ず出来損ないとして

捨てられた人。ただただ力が欲しい人。

ジョーカーはそんな人達から特に神みたいに

崇められてるんじゃ。」


紫苑トオル「そんな組織の連中をいつの間にか

東堂先生は気にかけるようになっていた。

白夜びゃくやはいわゆるテロリスト集団だ。俺は絶対に

共感しないが、先生はそんな人達を放っとけない。

そういう人だ。」


茶屋ハルカ「部下の中でも特に名古屋サトシ

を気にかけてたみたいじゃけ・・・それなのに

名古屋は父の良心を踏みにじって四天王の座を

奪い取った!!絶対に許さないけ~!」


黒田シン「現四天王ダイヤの名古屋サトシには

俺も国をめちゃくちゃにされた恨みがある!

お前らの復讐に付き合うぜ!」


白波リュウ「それで名古屋サトシってのは

どこにいるんだ?」


紫苑トオル「その事で言い忘れてたんだが、

ここはダイヤのアジトがある圏内だ。俺達は

もう奴らの国に足を踏み入れてる。」


青柳アリサ「は?四天王の領土?」


赤坂ヒョウ「あのモグラ女!洞窟の出口を

飛んでもねぇとこに繋げてやがったか!」


白波リュウ「まぁ!移動の手間が省けて良かった

じゃねぇか!取り敢えず名古屋ってのを探しに

行くぞ!」


紫苑、茶屋を仲間に加えた白波一行は早速

白夜四天王ダイヤの称号を持つ男・名古屋サトシ

に挑む事となる。


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