124話 視力と重量
赤坂ヒョウはモグラの能力者・狭山コトネにより
地下の洞窟へ引きずり込まれ白波のグループから
引き離されていた。
赤坂ヒョウ「出口はどこか力づくで答えさせて
やるよ!!」
赤坂は掌から発火した。
狭山コトネ「臨むところアル!」
赤坂ヒョウ「"火の素""大玉火炎弾"」
巨大な火の玉を狭山に向けて飛ばした。
狭山コトネ「"土の素""地海航路"」
狭山はモグラに変形し瞬時に穴を掘って
火の玉を避けた。
赤坂ヒョウ「消えた・・・どこ行った?」
狭山コトネ「私はモグラ人間アル!いつでも
どこでも穴を掘って移動出来るアル!」
赤坂の背後の地面から狭山が現れる。
赤坂ヒョウ「!?」
狭山コトネ「"掘削爪"」
狭山はモグラの掌で赤坂を叩きつける。
赤坂ヒョウ「グハッ・・・」
ただの平手打ちだが穴を掘るモグラの手のため
鉄のように硬かった。
赤坂ヒョウ「ん!?また潜った?」
赤坂はすぐに起き上がったがその時には狭山の
姿はなかった。
狭山コトネ「モグラの私は地面の中を自由に
動けるアル!そして、ここは全面が地面の洞窟!
どこから攻撃が来るか分からない中での戦闘!
とくと味わうと良いアル!」
◆地上 砂浜
白波リュウ、青柳アリサ、黒田シン、金村セイ
vs
紫苑トオル、茶屋ハルカ、秩父マスオ
秩父マスオのロウソクを操る能力により
緑川レンは捕縛されていた。
金村セイ「レンを離せ!」
秩父マスオ「おっとっと!それは出来ないって!
それが任務だから、それがニムムだから、
緑川レンを連れてくのがニムムだから、
それは出来ないのね!」
金村セイ「馬鹿にしやがって!!」
金村は掌から放電し秩父に迫る。
秩父マスオ「"蝋燭の素""蝋玉"」
秩父はロウソクの液体を掌から放出して球状に
して、金村を捕獲した。
白波リュウ「セイまで捕まっちまった・・・
2人を解放しやがれ!」
白波は大刀を持ち秩父に斬りかかる。
秩父マスオ「"蝋燭の素""蝋壁"」
秩父はロウソクの液体を壁に変化させ
白波の大刀を防いだ。
秩父マスオ「白波一味も対したことないのね!
対したことないのね!ウッフッフッ!」
紫苑トオル「これが"白夜二十六区"の実力だ!」
茶屋ハルカ「どうせなら緑川以外も連行しようか
のう?きっとジョーカーがお喜びになるけ~!」
茶屋は自身の体重を重くして
青柳を手で押さえ付けていた。
青柳アリサ「あんた達もあの研究所と同じ?」
茶屋ハルカ「特殊能力対策機関や研究所ほどは
腐ってないけぇ!弱い子供の誘拐みたいなセコい
真似はしちょらん!ただ、今後の計画のために
もっと強い能力を集めたい!
ただ、それだけじゃけ~!!」
青柳アリサ「力を評価してくれて嬉しいけど、私の能力は白夜には渡さない!
勿論、レン君の事も!」
茶屋ハルカ「威勢が良いのぅ!けど、今かけてる
体重は10トン!この状態でどう動くんかのぅ?
喋る力が残ってるだけ奇跡じゃけぇ!」
青柳アリサ「どうって・・・気合い!!」
青柳は茶屋の手を掴んだ。
茶屋ハルカ「あれ!?冗談じゃろ?」
青柳アリサ「ただの能力頼みが、私の腕力
なめんじゃねぇ!!」
青柳は茶屋を背負い投げした。
茶屋ハルカ「ウチが投げられるなんて思って
なかったけ~のぉ!」
その側では黒田シンが蹴りを全てかわす
紫苑トオルに手を焼いていた。
黒田シン「フッ!アリサちゃんがあんなもんに
押さえ付けられるわけねぇよな!」
青柳アリサ「当然でしょ!シンも一発くらい
そいつに蹴り当ててよね!」
紫苑トオル「無駄だ。コイツの蹴りが悪い訳
じゃない。だが、どんなに速く強力な蹴りを
放とうと俺の"視覚の素"は全ての攻撃に
追い付く。」
黒田シン「フッ!お前の視力でも追い付けない
ような体術を放てるようになれば良いだけだ!」
青柳アリサ「そうそう!押されてるなんて私達
らしくない!私は体重女をぶっ飛ばす!
かかってきなさい!!」
茶屋ハルカ「良い度胸じゃけ~!何度でも
押し潰しちゃるけ~のぉ!」
紫苑トオル「面白い奴らだ。俺達の能力に
お前達の体術がどこまで追い付くか見物だな。」
自身や触れた物の重さを操る茶屋ハルカ
視覚が異常発達した紫苑トオル
青柳アリサの腕力と黒田シンの脚力は
超人の2人にどこまで通用するのか




