123話 JKMN
◆とある砂浜
緑川レンを仲間に加えた
白波リュウ、赤坂ヒョウ、青柳アリサ、
黒田シン、金村セイは身を潜めつつ次に
向かう場所を探していた。
緑川レン「まさか研究所の皆があんな
事に・・・それなのに僕だけ助かって良かったの
かな?」
白波リュウ「良いに決まってんだろ!今更何
言ってんだよ?」
青柳アリサ「けど、研究員の虐殺と子供達の誘拐
全部私達のせいにされちゃったわね!」
話しながら歩いていると突如背後の地面から
手が生え、赤坂の足をつかむ。
赤坂ヒョウ「なんだ?地面から手が?
足が動かねぇ!!」
狭山コトネ「"土の素""土竜沼"」
赤坂はそのまま地中に引きずり込まれてしまう。
金村セイ「ヒョウ!!」
白波リュウ「地面に沈められた!!」
そこに男2人と女1人が現れる。
紫苑トオル「我々は白夜二十六区。安心しろ。
死んじゃいない。ただ、火の能力者がこの場に
いない方がスムーズに事が運ぶんで早々に退場
してもらった。」
茶屋ハルカ「大人しく緑川を引き渡しんさい!
そうすればお前達に危害は加えないけぇのぉ!」
現れたのは白夜二十六区の
紫苑トオル、茶屋ハルカ、秩父マスオである。
青柳アリサ「折角、特殊能力対策機関からは
逃げられたのに次は白夜?あんた忙しいわね!」
秩父マスオ「お嬢ちゃんあのね!お嬢ちゃん
あのね!少し、いやちょっちゅ勘違いしてない
かな?ちょっとだけ勘違いしてると思うんだ!
う~ん!!ゆうかいぃぃしてるのはチミ達なん
じゃないかな?」
黒田シン「普通に喋れ!ムカつくな!」
白波リュウ「シンがツッコミに回ってるのなんか
珍しいな!」
青柳アリサ「うん、けど本当にうるさい!!」
緑川レン「僕は捕まらない!リュウ君達に
着いてくって決めたんだ!」
秩父マスオ「なら力付くで連れていくのね!
連れていっちゃうのね!」
秩父の手から白い液体が流れる。
秩父マスオ「"蝋燭の素""蝋錠"」
白い液体の塊を緑川の足元にぶつける。
緑川の両足が瞬時に固定され身動きが取れなく
なった。
緑川レン「何これ?でっかい蝋燭?」
秩父マスオ「その通りなのね!俺は体液を蝋燭に
変えちゃう能力者なの!君はもう・・・つまり
君はもう・・・動けないのね!!!」
★秩父 マスオ
→能力 : 蝋燭の素
→白夜二十六区 M街区総隊長
金村セイ「蝋燭は火に弱いもんな!
ヒョウを遠ざけたのはそう言う事か!」
秩父マスオ「え?何?良く聞こえなかった!
おじさん良く聞こえなかった!!僕ちゃん何て
言ったのかな?」
茶屋ハルカ「あー!!本当にこのおっさん、
うるさいけ~!!さっさと任務終わらせて
帰るけ~のぉ!」
茶屋は浜辺に泊められていた船に触れた。
茶屋ハルカ「"重力の素""軽量化"」
茶屋は触れた船を片腕だけで持ち上げた。
青柳アリサ「どうなってるの?あんなの私でも
持てないわよ!!」
茶屋ハルカ「ほらっ!潰れちまえ~!」
持ち上げた船を投げ飛ばした。
青柳アリサ「受け止めるのは無理!だから、
降ってくる前に粉々にする!」
青柳は連続で拳を振り続け船が落下し切る前に
船を破壊した。
青柳アリサ「ハァハァ・・・危なかった!!」
茶屋ハルカ「中々の怪力じゃけ~!けど、
ウチは怪力とは少し違うけ~のぉ!」
茶屋は青柳の肩に手を触れた。
茶屋ハルカ「"重力の素""重量化"」
青柳アリサ「えっ!?」
青柳の肩に突如重量が加わり茶屋の手により
地面に押し付けられた。
青柳アリサ「重すぎる・・・動けない・・・」
茶屋ハルカ「ウチは自分自身や触れた物の重さを
操る能力者!さっきは船を軽くして持ち上げてた
だけじゃけ~!!ただの怪力じゃウチは倒せない
け~のぉ!」
★茶屋 ハルカ
→能力 : 重力の素
→白夜二十六区 K街区総隊長
黒田シン「早くアリサちゃんとレンを助け出しに
行きたいんだが・・・コイツが全然どかねぇ!」
黒田は道を塞ぐ紫苑に蹴りを何度も放ったが
紫苑は当たる寸前で蹴りを全てかわしていた。
紫苑トオル「俺の"視覚の素"は相手の攻撃に
瞬時に反応するためにある。決して女湯を覗く
ためにあるわけではない。」
黒田シン「フッ!てめぇ、その事で頭一杯だろ?
戦う気がないなら先行くぜ!」
黒田は紫苑に蹴りを当てる事を諦め
茶屋に拘束された青柳の元へ向かう。
紫苑トオル「"視覚の素""眼力拳"」
黒田の背中が見えた瞬間
紫苑は一点集中型の正拳突きを放った。
黒田シン「ガハッ・・・」
黒田は地面に倒れ込んだ。
紫苑トオル「一点を明確に突く攻撃に置いて
俺の上を行く者はいない。今度背を向けたら
最後と思え。お前の心臓を撃ち抜いてやる。」
★紫苑トオル
→能力 : 視覚の素
→白夜二十六区 J街区総隊長
◆とある洞窟 広い空間
白波リュウ一行と紫苑トオル、茶屋ハルカ、
秩父マスオが交戦する地下では。
赤坂ヒョウ「いてて・・・急に洞窟に引きずり
込まれたぞ?」
狭山コトネ「ごめんね!仲間の能力との相性的に
強制的に退場してもらったアル!
悪く思わないアルよ!」
赤坂の目の前には巨大なモグラの姿になった
狭山がいた。
赤坂ヒョウ「モグラ?」
狭山コトネ「そう!私はモグラ人間!!
この洞窟は私が掘ったアル!出口は有るから
安心するアル!」
★狭山 コトネ
→能力 : 土竜の素
→白夜二十六区 N街区総隊長
赤坂ヒョウ「出口はどこだ!?教えろ!!」
狭山コトネ「良いアルよ!私を倒したらね!」




