122話 緑川を探せ
◆白夜二十六区 全軍基地 監獄部屋
拉致された品川ユウコが
牢獄を操る能力者・所沢リンにより
監禁されていた。
所沢は廊下の見張りを担当させていた部下達と
連絡が取れなくなっていた。
所沢リン「ダメだわ!全く無線が繋がらない!
ワタクシメの部下達は一体何してるの?」
品川ユウコ「誰かが私を助けに・・・いや、
そんなはずはない。皆も身動きが取れなく
なってるんだから・・・」
◆とある部屋
白夜を指揮する人物・ジョーカーは
特殊能力研究所に対して配信を行っていたが
配信を一時ストップし参謀の高遠スバルと
会議を行っていた。
ジョーカー「特殊能力研究所の研究員は全員
口封じのために始末されたはずだが、ニュースに
上がった被害者の一覧に緑川レンの名前がない
のはどう言う事だ?」
高遠スバル「恐らく研究所所長の千葉アラタが
首都トキオに教えてなかったんだな!
能力の引き継ぎを便利にする『能力の種』を
出す力が手元にある事を知られたくなかったん
だろうね!」
ジョーカー「特殊能力研究所も特殊能力対策機関
を完全に信頼していた訳ではなかったか。
だが、おかげで緑川レンは消されずに済んだ。
『能力の種』を出す力を失うのは我々としても
困るからな。」
高遠スバル「だから、あんな危険な事やめた方が
良いと思ったんだ!記憶を改造した上で研究員
として潜り込ませるなんて・・・」
ジョーカー「確かに『白夜諜報部隊』に任せる
方法も考えた。だが、緑川の能力ならあそこの
所長は必ず気に入り他よりも優遇するだろうと
私は思ったんだ。」
高遠スバル「そんな緑川を利用し僕達も掴めて
いない研究所内の事を掴ませるのが目的だった
はずだが今は行方不明だ!どうするの?」
そこに高遠の携帯に通知が入る。
高遠スバル「緑川を見つけたみたいだ!
どうやら、白波リュウと一緒にいるようだよ!」
ジョーカー「なら幾らかマシな状況だが、
白波リュウが緑川を利用しないとも限らない!
早々に取り返しに行くぞ!」
高遠スバル「なんか、ジョーカー少しホッと
してそうに見えるけど(笑)」
ジョーカー「日暮里ツカサじゃなかった事に
安心しただけだ!白夜二十六区を向かわせる!」
◆特殊能力対策機関 本部 会議室
紫苑トオル「ん?空間が歪んで・・・」
茶屋ハルカ「ジョーカーはここに来ないはず
だったのにどうしたんですけぇ?」
空間が歪み突如ジョーカーが現れる。
駒込ユウスケ「げっ・・・ジョーカー!?」
池袋タクヤ「ぶっちゃけ本当に来るとは思わなくね?」
ジョーカー「お前達は一旦解放だ。」
上野ソウタ「解放だと!それは即ち自由に動ける
ようになると言う事か?」
ジョーカー「品川ユウコを使った取引はまだ続ける
がな。優先的に対処せねばならん事が出て来た。」
紫苑トオル「もしかして俺達に新しい仕事ですか?」
ジョーカー「ああ。M街区とN街区が行方不明の
緑川レンを見つけた。白波リュウと一緒にいる
ようなんでお前らもM街区、N街区と合流して
取り返してもらう。」
茶屋ハルカ「了解しましたけぇ!」
ジョーカー、紫苑トオル、茶屋ハルカの周辺の
空間が歪み始める。
首都トキオ「逃がさん!"光の素""神威光槍"」
首都は指先からレーザーを放ったが直撃する寸前で
空間の歪みは消えジョーカー、紫苑、茶屋は
別の場所にワープしていた。
◆とある草原
秩父マスオ「緑川レンを見つけたのね!それでね、
あのねそれでね!報告したらね、トオルちゃんと
ハルカちゃんもこっちに来てくれるんだって!
ダッハッハッハハ!」
★秩父 マスオ
→能力 : 不明
→白夜二十六区 M街区総隊長
狭山コトネ「・・・」
★狭山 コトネ
→能力 : 不明
→白夜二十六区 N街区総隊長
秩父マスオ「ねぇ無視?コトネちゃん無視?
もしかしてさ?それってつまりはさ?俺の事好き
それともあるいはもしくは好き?」
狭山コトネ「・・・うるさいアル!!!
マジで耳障りアル!!!」
秩父マスオ「デュフ!!怒られちゃった!!
怒られちゃった!デュッフッフッフ!」
狭山コトネ「ハァ・・・私達が占拠計画に参加
出来なかったのはお前のうるささのせいアルよ!」
そこに空間の歪みが生じ紫苑トオルと茶屋ハルカ
が現れる。
秩父マスオ「って話してたら突然出て来た!!
急に出て来ておじさんビックリしちゃった!」
紫苑トオル「よりによってコイツと一緒か・・・」
茶屋ハルカ「冗談じゃろ?」
紫苑トオル「最低だ!」




