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エレメント  作者: ホワイトドラゴン
第五章 特殊能力研究所編
131/156

119話 白波リュウvs千葉アラタ

赤坂ヒョウは木更津イトの指から発された

クモの糸で縛られた上で感電させられた。


赤坂ヒョウ「くそっ、さっきみたいに燃やせば

糸はほどけると思って油断したぜ!」


木更津イト「動けなくなった上に電撃をいつでも

あんたに送り込める!絶望的でしょん?」


赤坂ヒョウ「いや!そうでもねぇ!熱に頑丈な糸

ならむしろ好都合!」


赤坂は目を閉じる。


木更津イト「強がらなくても良いのよん!」


赤坂ヒョウ「ハァァァッ!!!」


赤坂は自身を縛ったクモの糸に炎を伝わせ

木更津にぶつける。


木更津イト「あっっっついねん!私の能力を

逆に利用するなんて許せないのよん!」


赤坂ヒョウ「"ファイアエレメント""火斬爆風かざんばくふう"」


両掌に炎を纏わせて手刀のように構え

連続で手をふるって炎の斬撃を大量に放った。


木更津イト「あぁぁぁ!!」


木更津は炎の斬撃を受けて倒れた。


特殊能力研究所 戦闘員 木更津イト 撃破


そこにそれぞれ幹部を倒した黒田と金村が

走ってくる。


黒田シン「フッ!そっちも終わったか?」


赤坂ヒョウ「ああ!今倒した!」


金村セイ「早速で悪いんだが謝らなきゃいけねぇ

事がある!折角見つけた取引の記録を全部盗まれ

ちまった!」


赤坂ヒョウ「何だと!?誰にだ?」


金村セイ「特殊能力対策機関0番隊隊長の

日暮里ツカサだ!この研究所に来てやがった

んだ!!」


赤坂ヒョウ「日暮里ツカサ!?」


黒田シン「フッ!人を鼻で笑うようなスカした

口調で話すムカつく野郎だ!」


赤坂ヒョウ「お前が言うな・・・日暮里ツカサは

確か取引の記録に名前が有ったな!」


金村セイ「アイツが来たらやべぇぞ!」


( パチンッ! )


突如廊下に指を鳴らす音が響き渡る。


赤坂ヒョウ「ん?クモ女が消えたぞ!」


黒田シン「フッ!早速来たみたいだな!」


◆特殊能力研究所 港


そこには成田ヒビキ、船橋トグロ、木更津イトが

倒れた状態で並んでいた。


日暮里ツカサ「いや~しかし、白夜びゃくや二十六区にじゅうろっく

特殊能力対策機関を占拠してる間に白波リュウの

グループが研究所を荒らしに来るとは何とも

面白い偶然だぜ!さて、後は奴らがこの港に

戻ってくるのを待ち伏せするとするか!」


◆特殊能力研究所 5階 大部屋


・白波リュウ、青柳アリサ、緑川レンvs千葉アラタ


千葉アラタ「"イートエレメント""舌喰縛ぜっしょくばく"」


千葉は舌を長く延ばし白波を縛り付けた。


白波リュウ「ぐぐぐっ・・・そんなの効くか!」


千葉アラタ「鬼の能力!やはり流石です!」


鋼と同等の硬度を持つ鬼のオーラを纏った白波に

千葉の舌の縛り付けはほとんど意味を

成さなかった。


千葉アラタ「"サンダーエレメント""雷撃光波らいげきこうは"」


千葉は自身の舌に電撃を流す。


白波リュウ「あぁぁ!!」


白波は膝を付く。


青柳アリサ「"ウォーターエレメント""波動正拳はどうせいけん"」


青柳は水を纏った拳を振るい水の塊を放った。


千葉アラタ「"アースエレメント""岩鋼壁がんこうへき"」


千葉は岩の壁を床から放出させ水の塊を防いだ。


青柳アリサ「本当に全属性使えるのね!」


千葉アラタ「いえ。水属性の体はまだ手に入れて

いません。あなたがいるのでちょうどいい。

大事に保管して時期が来たらあなたの体ごと

能力をいただきます。」


青柳アリサ「そうは行くか!変態野郎!!」


青柳は岩の壁を拳で直接砕いた。


千葉アラタ「"ウィンドエレメント""斬威吹きりいぶき"」


千葉は口から飛ぶ斬撃を大量に放った。


青柳アリサ「きゃぁぁぁ!」


青柳は斬撃と突風に吹き飛ばされた。


緑川レン「リュウくん!アリサちゃん!!

僕も何とかしないと!!」


千葉アラタ「記憶もない。戦闘能力もない。

『能力の種』を出すしか価値のない君には

何も出来ないでしょう。」


千葉は息を吸い込む。


千葉アラタ「"ファイアエレメント""大玉火炎弾おおだまかえんだん"」


千葉は巨大な炎の球を吐き出し緑川に浴びせた。




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