12話 スカウト
青柳アリサは水の中で魚の能力を発動した海皇団のメンバーを全員倒し溺れかけていた白波リュウと赤坂ヒョウを連れて陸へ戻った。
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時間は再び過去へ
{ 8年前シーラカンスは病死した。
私の父クジラは王となったヒトデに仕えた。シーラカンスに仕えていた頃からヒトデとは友達のような間柄だった。
父が王になる前のヒトデに喧嘩をふっかけたのがきっかけで2人は出会いいつの間にか絆を深めるようになっていた。シーラカンスが私の父を気に入った理由の一つでもある。
父はシーラカンスが死に悲しんだが友でもあるヒトデに仕えることを喜んでいた。
しかし、国を出たはずのクラゲが海皇団と言う犯罪集団を連れて戻って来た。
ヒトデとクラゲの王座を巡る争いが再び始まりヒトデに仕えた兵士達は海皇団の圧倒的力に屈するしかなく戦死する者、投獄される者、クラゲに寝返る者、後が絶えなかった。
しかし、父だけは最後の1人になるまでヒトデに仕えた。 }
クラゲ「いつまで私達に立ち向かう?」
青柳クジラ「命尽きるまで!!」
クジラは海皇団に敵わずボロボロだった。
クラゲ「中々の忠誠心だ!しかし、お前は強い!私達に仕えるなら生かしてやる!更なる力も与えよう!!」
クラゲは獣人薬をちらつかせた。
青柳クジラ「俺に取ってシーラカンス王は父親であり、ヒトデ王は友でもある!ただの忠誠心だけではない!」
クラゲ「くく、殺すには勿体ないが残念だ!!」
銃声が鳴り響きクジラは凶弾に倒れた。
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時間は現在へ戻る
◆海の国 海皇団のアジト
那覇キリサメ「海の中でウチのメンバー達がやられた?あのガキどもにか?」
琉球タツマ「それが青柳アリサが1人でやったみたいです!」
那覇キリサメ「あの男の娘が!魚の力もねぇのに水の中でそこまで暴れるとは!何か特殊な能力でも持ってたか?」
琉球タツマ「いえ!使えるのは水の素だけです!」
那覇キリサメ「水を発生させる基礎能力だけで海の中で俺たちに対抗したってのか?」
琉球タツマ「それが人並み外れた腕力の持ち主で水の素と併用して水を実体として掴んで完全に武器にしちまうみたいです。流石に水の中で呼吸は出来ないと思いますが。」
那覇キリサメ「なるほど!直にあのガキどもが攻めて来るはずだ!俺は少しクラゲ王に用がある!奴らはお前ら3人に任せるぞ!」
キリサメは王宮に向かう準備をした。
琉球タツマ「やっぱ3人とも殺しますか?」
那覇キリサメ「そうだな白波リュウと赤坂ヒョウは予定通り処刑だ!!青柳アリサは・・・」
数時間後
石垣イソベイ「アイツらにはまだ俺の剣技を見せてなかったからちょうど良い!」
イソベイは8本の刀を研いで戦闘に備えていた。
泡盛センボン「何度でも俺の体でペシャンコにしてやる!」
センボンは鰒の体を膨らませ気合いを入れた。
琉球タツマ「馬鹿!巨大化するのは部屋の外に出てからにしろ!」
海皇団の3人の幹部達は建物の外へ出た
3人が外に出ると同時に庭の門をぶち破る音が聞こえた。
琉球タツマ「これは噂通りの怪力だ!」
門を殴ってぶち破ったのはアリサだった。
青柳アリサ「随分深いところまで沈めてくれたわね!」
リュウ、ヒョウ、アリサの3人は海皇団のアジトにたどり着いた。
赤坂ヒョウ「お前ら留守番か?ボスはどこ行った?」
石垣イソベイ「キリサメさんは国王様に用事みたいだ!直に帰ってくるだろうがお前らは会えないだろうな!」
泡盛センボン「その前にここでくたばるからだ!」
琉球タツマ「ただ1人を除いてはな!」
タツマは獣人薬を持ってアリサに近付いた。
青柳アリサ「・・・何?」
琉球タツマ「獣人薬!魚になれる薬だ!お前の強さをさらに引き出す事が出来る!」
青柳アリサ「いらないわよ!そんなの無くても私は強いし!」
琉球タツマ「キリサメさんから伝言だ!お前を俺たちの仲間に迎え入れたい!お前が加わるならお前の家族の献金はどうにかしてやる!」
タツマは交渉を持ちかけた。
青柳アリサ「悪いけど、断る!」
琉球タツマ「父と同じで馬鹿な娘だ!もう1つの伝言は断るなら全員死刑だ!」




