116話 黒田シンvs成田ヒビキ
千葉アラタの放った
油と風によって威力を上げた炎が
白波リュウ、青柳アリサ、緑川レンを襲う。
千葉アラタ「少しやり過ぎましたね。燃え尽きて
しまっては実験材料として役に立たなくなる。」
炎が消えると巨大な葉の壁が張られていた。
緑川レン「ハァハァ・・・あれ?」
青柳アリサ「巨大な葉っぱ?あんたがやったの?」
緑川レン「分かんない・・・僕にそんな事
出来たの?」
白波リュウ「いずれにしても助かった!
ありがとう!」
◆特殊能力研究所 3階廊下
・黒田シンvs成田ヒビキ
黒田シンは
巨大なコウモリに変形出来、なおかつ大量の
コウモリの群れを操る事が出来る成田ヒビキ
と交戦していた。
黒田シン「フッ!一体この研究所にコウモリは
何匹いやがるんだ?」
黒田は倒しても倒しても沸いてくるコウモリに
手を焼いていた。
成田ヒビキ「コウモリ達の超音波をこれだけ
受けてもピンピンしてるとはしぶといじゃん!」
黒田シン「フッ!"怪脚銃"」
黒田は爪先で突くような蹴りを放った。
成田ヒビキ「おっと!危ないじゃん!」
コウモリに変形した成田は自身の羽を使って
蹴りを防いだ。
成田ヒビキ「"音の素""超音波"」
成田は口を開き空気を振動させる波動を放った。
数秒間の静寂の後大きな衝撃波が起こり
黒田は吹き飛ばされた。
黒田シン「フッ!耳をふさいだつもりだった
んだがな!」
成田ヒビキ「人の体は音を伝える水分が多くを
占めている!耳をふさいでも振動を体内に直接
送るくらい容易なんだよ!」
黒田シン「フッ!決めたんだ俺は体術だけで
どの能力者よりも強くなると!」
黒田は再び成田がいる方に向けて走り出す。
成田ヒビキ「それは良い目標じゃん!だが・・・」
コウモリの群れが更に増える。
成田ヒビキ「"音の素""蝙蝠歌"」
コウモリの群れが一斉に超音波を発する。
黒田シン「なんだ?空間が歪んで見える・・・」
超音波のハモリによって黒田の目の前の
景色に歪みが発生し上手く走れなくなる。
成田ヒビキ「さっきまでの勢いが急に消えた
じゃん!努力しても勝てない相手もいるって
学ぶのも成長って言うんじゃん!」
成田はコウモリの羽を広げ飛行しながら黒田に
迫る。
黒田シン「フッ!音とは振動、振動とは衝撃波!
俺がお前を上回る衝撃波を放てるようになれば
良いだけだ!」
成田ヒビキ「フラフラの状態で何言ってやがる?
思ってた以上に脳筋じゃん!」
コウモリの群れが再び黒田を囲み始める。
黒田シン「"怪脚回天刃"」
黒田は地面に手を付き逆立ちして足を開き、
回転しながら連続の蹴りを放った。
コウモリの群れが次々に倒れていく。
成田ヒビキ「本当にしぶとい奴じゃん!
直接超音波を食らえ!」
成田は口を開き超音波を放つ準備をする。
黒田シン「"怪脚音撃"」
黒田は成田に対して蹴りを放つ。
成田ヒビキ「だから!!そんなの効かないって
言ってるじゃん・・・」
成田はコウモリの羽で蹴りを防ぐ。
しかし、静寂の後に巨大な衝撃波が起こり
成田は吹き飛ばされる。
黒田シン「フッ!体術だけでお前と同じ事が
出来るようになったぜ!!・・・とは言え、
あれだけ超音波を受けたら体がフラフラだ!」
特殊能力研究所 戦闘員 成田ヒビキ 撃破




