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エレメント  作者: ホワイトドラゴン
第五章 特殊能力研究所編
125/152

114話 能力者の未来

白波リュウ、青柳アリサ、緑川レンは子供達が

集められた部屋に辿り着いた。


そこには親がいないため拾われた子供、

病気が見つかったと騙されて連れて来られた子供、

強制的に拉致された子供、

様々な理由で研究所に連れて来られた子供達が

いた。


他にも半分奴隷として強制的に働かせられている

研究員がいる事を知る。


白波リュウ「何て奴らだ・・・」


青柳アリサ「外道にも程がある!!」


緑川レン「薄々感じてはいたけど研究所が

こんな事してたなんて!」


白波リュウ「俺達は敵じゃねぇ!!研究所を

ぶっ壊しに来た!お前らはここから逃げるんだ!」


子供達と研究員達はうなずく。


千葉アラタ「勝手な事されちゃ困りますね。」


そこに所長の千葉アラタが入ってくる。


白波リュウ「千葉!てめぇ自分が何やってるのか

分かってんのか!?」


千葉アラタ「私はただ能力者エレメンターの価値向上と

技術の進歩に少しも貢献したいだけですよ。」


青柳アリサ「そのために子供達の体を使って

実験を!?許せない!!」


緑川レン「僕は決めたよ・・・リュウ君達と

一緒にここを出ていく!!」


千葉アラタ「ハッ・・・(笑)記憶のないあなたに

行く宛なんてあるんですか?少なくともここに

入れば『能力の種』を出す力を存分に活かせる

んですよ!」


緑川レン「その『能力の種』で成った植物を

使って薬が作られ、薬が人体実験に使われた。

僕は役に立つどころか外道な研究に協力してた。

そんな事に力を使いたくない!!」


千葉アラタ「仕方ありませんね。あなたにも

消えてもらいますよ。あなたの力を付与した

別の人に『能力の種』を出してもらいましょう。」


緑川レン「付与するのに僕の『能力の種』を

出す力がいるんじゃないの?」


千葉アラタ「記憶がない癖に賢いですね。

『能力の種』は能力エレメントの付与を簡単にする道具の

一つに過ぎません。例えば・・・」


千葉は左の掌から斬撃の渦を発生させ

白波に投げつける。


白波リュウ「うわっ・・・・お前も風属性

なのか!?」


千葉アラタ「風だけじゃないですよ。」


千葉はさらに右の掌から炎を発し

青柳に投げつける。


青柳アリサ「今度は火属性!?危ない!!」


青柳は掌から水の壁を発生させ炎を防ぐ。


千葉アラタ「さらに!!」


千葉は口から雷を放つ。


白波リュウ「風に火に雷!?どうなってんだよ?」


千葉アラタ「"イートエレメント""舌喰砲ぜっしょくほう"」


千葉の舌が大砲のつつに変化し砲弾が発射

された。


青柳アリサ「もしかして、サイボーグ?」


千葉アラタ「いえ。サイボーグではありませんよ。

私は"イートエレメント"の使い手。食べ物だけでなく武器や

人間も食して自身の体の一部にする事が可能なん

です。」


白波リュウ「人間を食う!?」


千葉アラタ「はい。5年に1度の制限がありますが

能力者エレメンターの死体を食べて能力エレメントごと奪う事も出来ます。」


緑川レン「僕の事も食べて『能力の種』を

出す力を奪うつもりか・・・」


千葉アラタ「その通りです。けど、ご安心下さい。

最近私はその5年に1度を終えたばかりです。

なので次に人間を食べる事が出来るのは5年後です。」


千葉は口から2本の刀を吐き出した。


白波リュウ「なんかキモいな・・・」


千葉アラタ「"イートエレメント""舌喰剣ぜっしょくけん"」


千葉は自身の舌を長く伸ばし刀に変化させた。


青柳アリサ「三刀流・・・」


千葉アラタ「いえ・・・それだけじゃありませんよ。」


千葉は刀に変化させた舌と両手に持った刀を

連続で振るい青柳に襲いかかった。


青柳アリサ「巻物の子以上に便利な収納能力ね!」


青柳は千葉の両手を抑え、千葉の口から出た刀を

足で抑える形で3本の刀を防いだ。


千葉アラタ「必死ですね。けど、中々の怪力だ。」


千葉の左足がバズーカに変化し青柳に向け

砲弾が放たれた。


青柳アリサ「ゲホッ・・・」


両手両足を防御に使っていた青柳は砲弾をもろに

受けてしまう。


白波リュウ「アリサ!!!」


千葉アラタ「"イートエレメント""舐喰知なめくじ"」


千葉は舌を伸ばし白波の頬を舐める。


白波リュウ「うわぁぁぁ・・・それ気持ち悪い

からやめろ・・・」


千葉アラタ「やはりだ。風の動力エネルギーと鬼の動力エネルギー

味がしますね。」


白波リュウ「俺の中に鬼がいるのが分かるのか?」


千葉アラタ「はい・・・味で分かります。

それにあなたに"オーガエレメント"の獣人薬モンスタードラッグを与えた

のは私なんですよ。」


白波リュウ「!?」

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