113話 やみくも
白波、赤坂、青柳、緑川は
クモの能力者・木更津イトの能力で捕まって
しまう。
木更津イトは目に見えない程細いクモの糸を
辺りに張っていたのである。
白波リュウ「ハァァァ!!!」
白波は全身からオーラを発したがクモの糸は
斬れなかった。
木更津イト「その感じ風属性ねん!ウチの
クモの糸はそう簡単には斬れないのよねん!」
白波リュウ「くそっ・・・鉄なら斬れるのに!」
木更津イト「このまま繭にしてあげるねん!」
木更津の手から更にクモの糸が放出される
木更津イト「"蜘蛛糸繭"」
クモの糸が白波の体に絡み付き繭で包み込む
ように固めてしまう。
白波リュウ「くそっ・・・出られねぇ!」
青柳アリサ「リュウ!!!」
木更津イト「千葉所長に届けてあげるねん!
あんた達は良い実験材料になりそうねん!」
赤坂ヒョウ「こういうのは火に弱いだろ!」
赤坂は全身から発火しクモの糸から抜ける。
青柳アリサ「よし!動ける!」
青柳周辺のクモの糸にも炎を発射し
クモの糸を破壊した。
木更津イト「可愛くないねん!」
青柳アリサ「"水の素""波動正拳"」
青柳は水を纏った拳を突き水の塊を直線上に
発射した。
木更津イト「おっと危ないねん!」
木更津はクモの糸をつたって空中を歩くように
移動した。
木更津イト「"蜘蛛糸網"」
木更津は口から網の形状になったクモの糸を
放出した。
青柳アリサ「しまった!」
青柳はクモの網にとらえられてしまう!
木更津イト「お魚さん捕まえたよん!」
木更津は青柳をとらえたクモの網を振り回し
地面に叩きつける。
木更津イト「"蜘蛛糸巣"」
木更津は玉状に収縮されたクモの糸を連射した。
収縮されたクモの糸は空中で少しずつ広がり
クモの巣の形状に変わっていった。
赤坂ヒョウ「"火の素""豪火拳乱"」
赤坂は炎を纏った拳を連続で振るいクモの巣を
全て燃やし尽くした。
青柳アリサ「もう捕まらない!!」
網を抜けた青柳は木更津に突撃し
拳をぶつける。
木更津イト「"蜘蛛糸鎧"」
青柳の拳を受けた木更津の顔面から白い粘液が
剥がれ落ちる。
木更津イト「クモの粘液を固めて鎧にする事も
出来るのよん!」
青柳はその後も何度も拳をふるったが
木更津はクモの糸を使って空中を
自在に動き攻撃をひたすら避け続けた。
青柳アリサ「くっ・・・鎧は剥がれたのに攻撃
全部かわされる!」
木更津イト「" 闇蜘蛛 " 」
青柳の動きが突如止まる。
青柳アリサ「また動けなくなった・・・」
木更津イト「言ったでしょ?辺りには見えない
クモの糸が張り巡らされてるのん!
闇雲に暴れるからだよん!」
木更津はクモの粘液を固形化させ
ナイフの様な形状に変化させた。
木更津イト「まずは1人目!」
木更津はナイフ状になった白い塊を持ち
動きを封じられた青柳に迫る。
赤坂ヒョウ「"火の素""火龍炎皇"」
赤坂は掌から龍をかたどった炎を発し木更津に
ぶつけた。
木更津イト「熱いねん・・・」
赤坂ヒョウ「このクモ女は俺がやる!クモの糸に
対処できるのは恐らく俺だけだ!」
白波リュウ「ヒョウすまねぇ!」
白波が捕まっていたクモの繭も赤坂の炎で
溶かされ自由に動けるようになっていた。
白波、青柳、緑川はさらに廊下を進む。
白波リュウ「アリサ、視力は良い方か?」
青柳アリサ「うん!勉強全然してなかったから
その分ね・・・」
白波リュウ「俺もだ!」
緑川レン「僕はあまり視力は良くないな!
この研究所で気を失ってた時僕のカバンには
植物に関する本がたくさん入ってたんだ!
記憶がないから本の内容は全然分からなかった
けど、植物の勉強たくさんしてたんだと思う!」
白波リュウ「ふ~ん!お前、本当に何者なん
だろうな?」
青柳アリサ「てか、視力がどうしたの?」
白波リュウ「いや、あのクモの糸誰も見破れ
なかったなって思ってさ!1人くらい目の良い
奴がいればあんなクモ女余裕だったのに!」
そうこう話している内に3人は子供達が集められた
部屋に着く。




