表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
エレメント  作者: ホワイトドラゴン
第五章 特殊能力研究所編
115/137

104話 取引

◆特殊能力対策機関 本部 8階 広場


近距離戦を得意とする獣タイプの能力者である

巣鴨、池袋、恵比寿は

体から自在にトゲを生やせる能力者の

久喜イバラに為す術もなく完敗していた。


久喜イバラ「残念!お前らの突進の勢いが

有れば有る程俺のトゲが効いちまうんだ!

けど、無駄に頑丈なおかげでトゲが刺さっても

こんなもんで済んで良かったな!」


特殊能力対策機関 6番隊隊長 巣鴨ゴウ 撃破

特殊能力対策機関 8番隊隊長 池袋タクヤ 撃破

特殊能力対策機関 11番隊隊長 恵比寿オサム 撃破


◆特殊能力対策機関 本部 10階 廊下


体のパーツを自在に分解できるため斬撃の

効かないはずの目黒ケイタは自身の体に

違和感を感じていた。


目黒ケイタ「・・・何故ダ?」


そう。刃物の攻撃が効いていたのである。


和光ハンゾウ「お主もしかして斬られるのは

初めてか?」


目黒ケイタ「体が分解出来ないダト?」


和光ハンゾウ「先程お前の肩に触れたフウトウと

言う男は能力を含むあらゆる物を封じる能力者だ。

元は特殊能力対策機関に雇われ汚れ仕事をして

いたらしいが『白夜びゃくや』の方が金の条件が

良かったようでこちらに来てくれた。

金のためなら何でもやる便利な始末屋だ。」


目黒ケイタ「特殊能力対策機関が始末屋を?

どういう事ダ?」


和光ハンゾウ「どうやらお主らにも知らない

闇があるようだな!」


和光は両腕を刃物に変化させ目黒を斬り付けた。


特殊能力対策機関 9番隊隊長 目黒ケイタ 撃破


◆特殊能力対策機関 本部 20階 会議室


白夜びゃくや二十六区にじゅうろっくによって討ち取られた

大崎、上野、五反田、新宿、巣鴨、駒込、池袋、

目黒、恵比寿は会議室に集められた。


それを監視する白夜びゃくや二十六区にじゅうろっくの紫苑と茶屋


紫苑トオル「あっけないな。特殊能力対策機関。」


茶屋ハルカ「これで占拠は完了ではないけ~!

こっから始まる取引が本番じゃけ~のぉ!」


大崎ケント「取引だと?」


紫苑トオル「ああ、そうだ。品川ユウコはその

ための人質になってもらった。」


大崎と五反田は所沢リンの能力により

捕縛されていたはずだがいつの間にか鉄の輪が

消えていた。


五反田マサキ「鉄の輪が消えた?あの女は能力を

解いたのか?」


茶屋ハルカ「リン姉やんが能力を解いたという

より能力が機能する圏内から外に出ただけだと

思うけ~のぉ!」


紫苑トオル「それは逆を言うと品川ユウコを

連れてこの本部からそれなりに離れたと言う

事だな。」


目黒ケイタ「品川をどうするつもりダ!?」


紫苑トオル「さっきも言ったが人質だ。

取引の道具になってもらう。彼女が生きて

帰れるかはお前らの今後の返答次第だ。」


茶屋ハルカ「まずはお前達の司令官・首都トキオ

と話がしたいけ~のぉ!」


しばらくして最高司令官の首都トキオが

到着する。


首都トキオ「お前達が居てこんなことになる

とはな。」


大崎ケント「すみません、それと大久保フウマは

スパイでした!」


首都トキオ「・・・そのようだな。」


茶屋ハルカ「ジョーカーからもうすぐ連絡が

入るはずじゃけ~!」


紫苑トオル「ジョーカーからだ!!

スクリーンに映すぞ!」


会議室の巨大スクリーンに映像が映し出される。


ジョーカー(映像)「初めまして。特殊能力対策機関

の皆さん。私は『白夜びゃくや』と言う組織のリーダー、

ジョーカーだ。」


巣鴨ゴウ「ワシらは前に少しだけ会ったな!」


恵比寿オサム「ホホホホ!本部に帰る手間が

省けて助かりましたが、いきなり飛ばされて

驚きましたよ!」


池袋タクヤ「お前ワープ使えるならこっち来れば

良いんじゃね?」


ジョーカー(映像)「それも良いが白夜びゃくや二十六区にじゅうろっく

すら敵わないお前らが私に敵うとは思えない。

映像越しの方がお前らも安心だろ。」


首都トキオ「そろそろ本題に移ろうか!

取引とはなんだ!」


ジョーカー(映像)「これから24時間以内に特殊能力対策機関と特殊能力研究所の繋がり、人体実験を行い改造人間の兵器を作ろうとしている事、そして・・・特殊能力を持つ子供の誘拐を行っている事。その他諸々の闇について世間に全て公表しろ!」


会議室に集められた隊長達にも動揺が広がる。


首都トキオ「何の事だ?そんな証拠はどこに

ある?」


ジョーカー(映像)「それを探るために大久保フウマ

を潜り込ませていた。念入りに隠蔽されていて

探るのにかなり手間取ったみたいだがな。

恐らく特殊能力研究所側からももうすぐ証拠が

出てくる。」


首都トキオ「世間に何も発信しなければ?」


ジョーカー(映像)「特殊能力対策機関の隊長が

1人死ぬことになる。大久保フウマもいなくなり

既に人材不足の状況じゃないのか?」


首都トキオ「そんなデタラメな事公表するつもり

はない!品川ユウコ1人くらいなら替えが効く!

好きにすれば良い!!」


新宿ショウヘイ「品川を見捨てるんですか!?」


紫苑トオル「結局自分のメンツが大事か!!

敵ながら呆れるな!」


茶屋ハルカ「冗談じゃろ!」


紫苑トオル「最低だ!」


ジョーカー(映像)「クズめ!!」


紫苑トオル「話は変わるが、渋谷コウイチは

どこだ?俺の千里眼で隈無く探したが建物内に

見つからない!」


五反田マサキ「確かにいねぇじゃねぇか!!

アイツ逃げやがったか?」


上野ソウタ「俺達にも分からない!この建物に

いないと言う事は建物の外にいると言う事なの

だから!」


◆白夜二十六区 全軍基地


白夜二十六区の生き残った総隊長達は

品川ユウコの身柄を連れて『白夜』専用の

トラックを数台使い基地に帰還していた。


白夜二十六区が基地内に入り駐車場から人が

いなくなった頃トラックの1つの荷台から

1人の男が現れる。


渋谷コウイチ「ここが『白夜びゃくや二十六区にじゅうろっく』のアジト?

僕1人で助けられるのか?いや!やるんだ!!

ユウコさん!必ず助けます!!!」


渋谷コウイチは1人、白夜二十六区の基地に

乗り込む。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ