102話 動物園
◆特殊能力対策機関 本部 5階 廊下
新宿ショウヘイ「鹿の足音がする・・・」
志木ホクト「"角駆鹿然"」
鹿に変形した男が角を向けて突進してくる。
★志木 ホクト
→能力 : 鹿の素
→白夜二十六区 Q街区総隊長
新宿ショウヘイ「いや・・・技名!!
動物園みたいなのはウチの仲間だけで
充分なんだよ!」
新宿は刀から発火した。
新宿ショウヘイ「"火の素""飛龍火斬"」
刀の先から龍をかたどった炎を飛ばし志木に
ぶつけた。
白夜二十六区 Q街区総隊長 志木ホクト 撃破
◆特殊能力対策機関 本部 8階 広場
巣鴨ゴウ、池袋タクヤ、恵比寿オサムの場面
巣鴨ゴウ「見つけたぞ!白夜二十六区が3人!」
池袋タクヤ「ぶっちゃけ自分から壁に寄って
馬鹿なんじゃね?」
恵比寿オサム「ホホホホ!私達の突進の挟み撃ち
からは逃げられませんよ!!」
ゴリラに変形した巣鴨、牛に変形した池袋、
馬に変形した恵比寿が壁際にいる敵に
突進の挟み撃ちを仕掛ける。
壁際にいるのは
紫苑トオル、茶屋ハルカ、草加タロウである。
紫苑トオル「完全に逃げ場がないな。」
茶屋ハルカ「挟み撃ちなんて卑怯じゃけ~!!」
紫苑トオル「最低だ!」
茶屋ハルカ「冗談じゃろ!!」
紫苑トオル、茶屋ハルカ「なんてね!」
紫苑トオル、茶屋ハルカは草加タロウと手を繋ぐ。
草加タロウ「"抜の素""壁抜"」
紫苑、茶屋、草加は同時に壁を通り抜ける。
巣鴨ゴウ「壁を通り抜けて逃げやがった!」
恵比寿オサム「ホホホホ!どうやらハメられた
のは、私達みたいですね!」
壁際にいる巣鴨、池袋、恵比寿に対して
イノシシに変形した男、ゾウに変形した男、
シマウマに変形した男の突進が迫る
坂戸オセロ「"縞馬万鬼"」
★坂戸 オセロ
→能力 : 馬の素『縞馬』
→白夜二十六区 R街区総隊長
日高イノマル「"猪奮迅"」
★日高 イノマル
→能力 : 猪の素
→白夜二十六区 X街区総隊長
春日部シンノスケ「"象牙大砲"」
★春日部 シンノスケ
→能力 : 象の素
→白夜二十六区 Y街区総隊長
巣鴨ゴウ「俺達を壁際に誘き寄せて逆に
挟み撃ちしようってことじゃな!」
池袋タクヤ「ぶっちゃけやってるの俺達と
同じ事じゃね?」
恵比寿オサム「私、最近こんな事が出来るように
なったんです!」
恵比寿は両手だけを馬の蹄に変形させる。
恵比寿オサム「"蹄閃"」
シマウマに変形した坂戸の突進を避けて
蹄を坂戸の胸に打ち付けた。
巣鴨ゴウ「突進しか脳がないとは言われたくない
からのぅ!」
ゾウに変形した春日部の鼻を掴み
背負い投げをした。
巣鴨ゴウ「"金剛力衝撃"」
巣鴨はゴリラに変形して空気を殴り付け
投げ飛ばした春日部に対して強力な衝撃波を
放った。
池袋タクヤ「"水牛突槍"」
池袋は獣人型の牛になって槍を持ち
高速突進しながら日高に対して槍の突きを放った。
白夜二十六区 R街区総隊長 坂戸 オセロ 撃破
白夜二十六区 X街区総隊長 日高 イノマル 撃破
白夜二十六区 Y街区総隊長 春日部 シンノスケ 撃破
◆特殊能力対策機関 本部 8階 廊下
壁を通り抜けた紫苑トオル、茶屋ハルカ、
草加タロウは警戒しながら廊下を歩いていた。
紫苑トオル「"視覚の素""日暗視"」
紫苑は透視能力を使い周りに人が来ないか
を確かめた。
草加タロウ「どうだった?」
紫苑トオル「特殊能力対策機関3番隊隊長の
上野ソウタが近付いてる。」
茶屋ハルカ「これは大物じゃけ~!!」
紫苑トオル「俺の透視能力は敵が近付いてるのを
いち早く察知するためにある。決して女湯を
覗くためにある訳ではない。」
茶屋ハルカ「お前、そろそろシメるけ~のぉ!」
紫苑トオル「さっきの珍獣どもと違って大物だ。
草加は下がってろ。」
草加は壁抜けの能力で別の部屋に移動した。
しばらくして上野ソウタが現れる。
上野ソウタ「"流星噴射弾"」
肩に設置された装置から
ミサイルが複数発射される。
紫苑トオル「噂通りのサイボーグだ!」
紫苑は動体視力を活かしミサイルを全てかわす。
茶屋ハルカ「"重力の素""軽量化"」
茶屋は自身の体重を軽くし
浮遊してミサイルをかわした。
上野ソウタ「次は当てる。何故なら、攻撃を
かわされたと言う事は攻撃を避けられたという事
なのだから。」
紫苑トオル「同じ意味じゃないか!!」
茶屋ハルカ「"重力の素""重量化"」
茶屋は浮遊しながら上野に迫り
上野の肩に手を置いた。
上野ソウタ「ん・・・?馬鹿な!」
茶屋は急速に自身の体重を上げ腕の力だけで
上野を押さえ付けた。
上野ソウタ「重くて動けないということは、
身動きが取れないと言う事だ・・・」
上野は床にめり込みそうな程、超重量の茶屋の
手で押さえられていた。
茶屋ハルカ「サイボーグ上野、確保!!」




