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エレメント  作者: ホワイトドラゴン
第五章 特殊能力研究所編
111/134

100話 視覚・聴覚・嗅覚

◆特殊能力対策機関 本部 9階 廊下


9階にいる上尾レオンと

8階にいる北本オトが

無線で話していた。


上尾レオン「特殊能力対策機関が上から

降りてくる?」


北本オト(無線)「うん!足音が聞こえる!」


上尾レオン「お前の地獄耳はやっぱ頼りになる!」


北本オト(無線)「可愛くないし格好良くもないから

地獄耳はやめて!絶対音感って言ってよ!」


上尾レオン「悪い!悪い!念のため警戒しとく!

教えてくれてありがとうよ!!」


2人は通話を終える。


上尾レオン「"色彩転身しきさいてんしん"」


上尾はカメレオンに変形し、地面の色に同化した。


しばらくして大崎ケント、五反田マサキの

グループが降りてくる。


大崎ケント「クンクン・・・敵が近くにいるな!」


五反田マサキ「誰の姿も見えねぇけどな!」


大崎ケント「まぁ見てろ!!」


大崎は犬に変形し高速移動で姿を消した。


上尾レオン「消えた・・・アイツも透明化

出来るのか?」


床と同化した上尾は警戒の体制を取り始めた。


大崎ケント「"四脚光牙しかくこうが"」


地面に引っ掻き傷の跡が次々に付き最終的に

上尾にも命中した。


上尾レオン「何故・・・いると分かった?」


大崎ケント「犬の鼻をナメるな!カメレオン!」


白夜二十六区 T街区総隊長 上尾レオン 撃破


五反田マサキ「やるじゃねぇか!!一曲歌うか!」


大崎ケント「やめとけ!まだ敵1人倒しただけだ!

白夜びゃくや二十六区にじゅうろっく』はまだどこかに潜んでる・・・」


その瞬間、廊下の電気が全て消える。


五反田マサキ「これじゃ何も見えやしねぇ!」


北本オト「"聴覚オーラルエレメント""微音感知モスキーセンサー"」


北本オトが大崎、五反田に迫る。


北本オト「良くもレオンをやったわね!!

どんなに暗闇でも音だけであなた達の心臓の

位置まで分かる!特殊能力対策機関なんて

私の敵じゃないのよ!」


北本はナイフを持ち五反田の心臓に焦点を定めた。


大崎ケント「クンクン・・・五反田危ねぇ!」


大崎は北本を蹴り飛ばした。


北本オト「視界のない状態で何故分かったの?」


大崎ケント「俺は犬の能力者なんだ!嗅覚で

お前の位置くらい分かる!」


北本オト「周りの色に同化出来るレオンが

やられたのはそう言う事ね!面白い!」


大崎ケント「俺の嗅覚とお前の聴覚どっちが

優れてるか・・・」


大崎の嗅覚と北本の聴覚、視界の遮られた中での

戦いが始まろうとした中・・・


五反田マサキ「いや!ここは俺様の歌の出番だ!」


五反田はマイクを手に持った


大崎ケント「まさか・・・」


五反田マサキ「"トーンエレメント""音破裂動オンパレード"」


五反田は暗闇の中熱唱した。


大崎ケント「五反田・・・やめろ!!

俺にもダメージが・・・」


大崎は耳をふさいだ。


北本オト「なんてヒドい歌声・・・音痴過ぎる!

あぁ、もうダメ!!私の聴覚が発達してるせいで

必要以上に・・・」


五反田の熱唱が終わる頃、廊下に電気がつく。


大崎ケント「この女、完全に気失ってるよ!」


五反田マサキ「これが俺様の歌の力だ!!」


大崎ケント「呆れたな・・・」


五反田マサキ「聴覚が発達してたおかげで

感動も倍だったようで何よりだ!」


北本オト「・・・」


白夜二十六区 U街区総隊長 北本オト 撃破


大崎ケント「ところで電気は誰がつけたんだ?」


熊谷カラシ「見つけた!お前らか!オトちゃんと

レオンをこんな目に合わせたのは!」


熊谷くまがや カラシ

→能力 : 香辛スパイスエレメント

白夜びゃくや二十六区にじゅうろっく V街区総隊長


熊谷カラシは香辛料を操る能力者である。

戦闘とは一見無縁の能力だが果たして実力は。


熊谷カラシ「"香辛スパイスエレメント""胡椒香風ペッパーブレス"」


熊谷は口から黒い粉末を吐息と共に吹き出した。


五反田マサキ「ヘッ・・・クション!!」


五反田はくしゃみが止まらなくなる。


大崎ケント「胡椒のニオイ・・・コイツは

もしかして俺に取って!」


熊谷カラシ「あぁ!嗅覚の発達した獣能力者

にとって最大の弱点だ!」


大崎ケント「まずい・・・」


熊谷カラシ「"香辛スパイスエレメント""唐辛子香風レッドホットブレス"」


熊谷は口から赤い粉を吹き出す。


大崎ケント「か・・・辛ァ~!!!」


大崎は口から火を吹いて絶叫する。


熊谷カラシ「ヘッ!効いたかスパイスの力!」


熊谷は刀を持って大崎と五反田に迫る。


品川ユウコ「"クロスエレメント""布陸道クロスロード"」


床が布のようにはためきだす。


熊谷カラシ「なんだ・・・走りづれぇ・・・」


品川ユウコ「クロスエレメント""蛇剣スネイクソード"」


布のようにしなる長剣が何度も熊谷を叩きつける。


白夜二十六区 V街区総隊長 熊谷カラシ 撃破


品川ユウコ「大崎くん!五反田くん!大丈夫?」


大崎ケント「あぁ!モロ俺の弱点が相手だった!

助かった!ブレーカー上げてくれたのも品川だな?」


品川ユウコ「それは目黒くんのおかげよ!

もう少しで合流出来るはず!」


◆特殊能力対策機関 本部 10階 機械室


10階機械室には9階のブレーカースイッチが

設置されていた。


目黒ケイタが落ちたブレーカーとシャッターを

元に戻していた。


目黒ケイタ「ふぅ!ナメた事してくれるネ!

本部を完全に占拠する気ダ!」


???「9番隊隊長、目黒ケイタだな?」


目黒ケイタ「ん?誰ダ?」

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