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エレメント  作者: ホワイトドラゴン
第五章 特殊能力研究所編
110/134

99話 特殊能力対策機関vs白夜二十六区

◆特殊能力対策機関 本部 1階 廊下


『白夜二十六区』は鴻巣スズカが放った

カラスの群れに警備や特殊能力対策機関が

気を取られている間にある手段を使って建物内に

侵入を完了していた。『白夜二十六区』は

一体建物に何人いるのか・・・


草加タロウ「スズカがやられたみたいだな!

だが、彼女が放ったカラスの群れのおかげで俺達が内部に侵入する時間はかなり稼げた!」


上尾レオン「勝負には負けたかもしれないが作戦には勝利した!」


北本オト「スズちゃんのためにも占拠成功させ

ないとね!!・・・ん?6人心臓の音が近付いて

来てる!!」


上尾レオン「全部仲間じゃない心臓の音か?」


北本オト「初めて聞く音だから敵!!」


北本オトの持つ"聴覚オーラルエレメント"は心臓の音、

足音から人数の把握、仲間から発せられる音か

の把握まで可能である。


草加タロウ「よし!お前ら手を繋げ!隊長達に

辿り着くまで余計な騒ぎは起こさない方が良い!」


草加は上尾、北本と手を繋いで壁の方を

向いた。


北本オト「草加と手繋ぐのイヤな訳じゃないけど

毎回、この構図ダサい!!」


上尾レオン「文句言うな!いつもやってるだろ!」


草加タロウ「"スルーエレメント""壁抜バリアフリー"」


3人は手を繋いだ状態で廊下の壁を通り抜けた。

草加タロウの持つ"スルーエレメント"は自身が壁を

通り抜けられる他、手を繋いでいる人間も共に

壁を通り抜ける事も可能である。

因みにこの建物に入った時は大人数で手を繋いで

建物の壁を通り抜けたためさらにダサい構図での

突入をしていた。


少しして警備兵が現れた。


警備兵1「あれ?話し声が聞こえたはずだが誰も

いないぞ?」


警備兵2「ここには扉も隠れる場所もないはずだが

やはり気のせいだったか・・・」


◆特殊能力対策機関 本部 20階 会議室


隊長達はカラスの混乱から解放されていた。


品川ユウコ「流石!駒込くん!『白夜びゃくや二十六区にじゅうろっく』の

隊長を1人倒してくれた!!」


目黒ケイタ「カラスの群れも何処かへ行っタ!

駒込に感謝ダナ!!」


池袋タクヤ「ぶっちゃけお前ら駒込をさっき

本気で疑ってただろ?手のひら返すの早くね?」


渋谷コウイチ「カラスにかなり時間を使って

しまいました!『白夜びゃくや二十六区にじゅうろっく』はもう侵入

してるかもしれません!」


恵比寿オサム「ホホホホ!中には壁を通り抜ける

能力者もいますからね!」


そこに外を飛行する駒込から無線で連絡が入る。


駒込ユウスケ(無線)「『白夜びゃくや二十六区にじゅうろっく

については最近までずっと調べてちゃ!!

これも闇社会での顔だが表向きは『二十六区にじゅうろっく

と名乗ってA街区からZ街区まで26箇所の区域で

賞金首の換金所を担当していちゃ!」


渋谷コウイチ「・・・そうですよね!!

白夜びゃくや二十六区にじゅうろっく』は換金所の管理担当のはず!」


駒込ユウスケ(無線)「だが、裏では政府直属の

機関に対するテロ行為も行っていりゅ!

公表はされてないがA~Zの部隊に占拠されて

壊滅した政府の機関が既に多数ありゅ!」


上野ソウタ「俺達が今回のターゲットか!

と言う事はつまり俺達が狙われてると言う事か!」


新宿ショウヘイ「まずいな・・・さっさと

侵入者を狩りに行くぞ!」


五反田マサキ「俺様の歌の力を見せ付けてやる!」


渋谷コウイチ「早く対処が必要ですね!

駒込さんは戻ってきて傷を癒しつつ監視カメラの

映像チェックとバックから指示をお願いします!」


駒込ユウスケ(無線)「オイラも戦いたいな!」


渋谷コウイチ「カラスの司令塔を倒してくれた

ので充分です!駒込さんがいなければもっと

手遅れになってたかもしれない!

お疲れ様でした!!」


情報分析も担当している駒込は内通者を

あぶり出す計画に協力した他、『白夜びゃくや』について

調べていた。

渋谷はそんな駒込を労った。


駒込以外の隊長達はそれぞれ小隊を組み

各フロアに散らばった。


◆特殊能力対策機関 本部 6階 機械室


北本オト「ブレーカーシャットアウト!」


6階、7階、8階の照明が一斉に落ち、

窓のシャッターも下ろされたため

辺りは真っ暗になった。


北本オト「"聴覚オーラルエレメント""微音感知モスキーセンサー"」


警備兵3「真っ暗だ!これじゃ何も見えない!」


警備兵4「騒ぐな!!この視界が遮られた状況

見えないのは侵入者も同じだ!」


北本オト「私に暗闇は関係ない!」


警備兵5「うっ・・・」


警備兵の1人が倒れる。


警備兵3「おい!どうした?・・・バカな!?」


6階の警備兵達は暗闇の中ナイフに刺され

全員倒れた。

ナイフは全員の心臓を明確に射貫いていた。


北本オト「私はテロリストだけど血が苦手なの!

だから、血が見えない暗闇の方がむしろ好都合!」

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