95話 白波リュウ vs 蕨イワオ
白波リュウは大切な人を殺したツチノコと
同じ土属性であり戦闘スタイルも似ている
蕨イワオを見てトラウマを呼び起こしていた
が、昔のように仲間を殺されてはいけないと
言う使命感に変わり1人で蕨イワオに対処する
決意をする。
蕨イワオ「"土の素""地割"」
蕨が地面に手を付くと岩場が次々にひび割れた。
白波リュウ「足場が悪い・・・」
岩場の隙間に落ちないように岩を次々に飛び越え
蕨に接近する。
白波リュウ「"風の素""斬空掌"」
掌にオーラを纏わせ手刀の様に振るう。
蕨イワオ「"土の素""岩鋼壁"」
蕨は目の前に岩の壁を張ったが白波の手刀で
斬り裂かれる。
白波リュウ「もらった!!」
白波は蕨に更に接近し手刀で斬り付ける。
蕨イワオ「"土の素""土分身"」
蕨は岩の壁に隠れている間に土で分身を
作っていたため白波が攻撃したのは分身だった。
白波リュウ「どこだ?」
蕨イワオ「ここだ!"土の素""岩塊玉"」
背後にいた蕨は日の光を遮るほどの巨大な岩を
持ち上げていた。
白波リュウ「はぁ!?アリサより怪力かよ!?」
蕨イワオ「ほらよ!」
蕨は岩の塊を投げ飛ばした。
白波リュウ「"風の素""爆風斬"」
斬撃の旋風を掌で圧縮して玉状にし
岩の塊にぶつけた。
岩の塊は粉々になった。
蕨イワオ「やるな!!」
白波リュウ「まだ、お前に傷一つも
付けられてねぇ!」
白波は再び蕨に迫った。
蕨イワオ「"土の素""軟泥"」
蕨の目の前に泥の塊が現れ白波の手刀を防ぐ。
白波リュウ「何だこれ?ドロドロして
気持ち悪ぃ!!」
白波の手は泥の塊に埋まってしまい動きを
封じられていた。
蕨イワオ「何も岩や石を操るだけが"土の素"
じゃない!土の水分量をコントロールする事も
俺クラスには容易なんだ!」
白波リュウ「チクショウ!動けねぇ!」
蕨イワオ「"土の素""沼泉"」
蕨は地面に手を付き岩場を一気に沼に
変化させた。
白波リュウ「沈む・・・真面目に戦いやがれ!」
白波は沼に沈んでしまう。
蕨イワオ「こんな形で決着着けて悪かったな!」
白波リュウ「"鬼の素"」
白波は沼底で白いオーラを発生させる。
蕨イワオ「何だ?この妙な気迫は?」
沼が沸騰し大量の蒸気とともに泥の液体ごと弾いた。
蒸気の中から白波は現れる。
蕨イワオ「良く沼から抜け出したな!」
白波リュウ「土属性に対して"鬼の素"で挑む。
7年前と同じ状況だが今の俺は意識が保てる
ようになった!!」
蕨イワオ「鬼の幻獣か!特殊能力研究所に
これから向かいたいなら丁度いい!!
お前を生け捕りして連れてってやる!」
白波リュウ「断る!!」
白波は残像が見えるほどの速度で蕨の周囲を
駆け回った。
蕨イワオ「おぉ!おぉ!目が回るじゃねぇか!」
白波リュウ「"風の素""龍巻斬"」
白波の激走によって斬撃を纏った巨大な龍巻
が発生し蕨を吹き飛ばした。
白夜二十六区 G街区総隊長 蕨イワオ 撃破
白波リュウ「終わったぞ!!そっちの船の
占拠はどうなった?」
白波が蕨と戦っている最中
赤坂、青柳、黒田、金村は
特殊能力研究所行きの船に乗っていた
G街区の隊員に対処していた。
青柳アリサ「無事全員ぶっ飛ばしたわよ!
土属性ばっかで水の能力が全然通じないから
大変だったわよ!!」
青柳はクタクタになっていた。
赤坂ヒョウ「おい!!お前らのとこの隊長は
負けたぞ!特殊能力研究所まで出せるな?」
金村セイ「余計な真似したら感電させるぞ?」
G街区隊員4「・・・はい(泣)」
赤坂と金村は運転席に座っていた男を
脅迫していた。
黒田シン「フッ!ヒョウもセイもやってる事が
悪人じゃねぇか!」
白波も船に乗り込み一同は特殊能力研究所を
目指す。




