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200回用画像2

体調が悪いと思ったら入院になってしまいました。

本文の更新スピードが落ちるかも知れません。てか、落ちます。

挿画に代えて史料を紹介します。


《200回本文》

「はい。富豪達の息子七人に、誘拐してきた女を当てがうなどして堕落させ、それを弱みとして握って富豪達を操ろうとしました。その七人の中には大司教座の司祭もいました」

「司祭の・・息子?」

《本文ここまで》


Sachsenspiegel-Lehenrecht Kindern von Geistlichen

挿絵(By みてみん)

Heidelberger Sachsenspiegel

Heidelberg大所蔵

public domain画像


Kapitel XLV

Phaffenkindere unde di unelich geborn sin, den gibt man zu buse ein vuedir houwes, alse zwene jerige ochsin gezien mugen.


Kindern von Geistlichen und denjenigen (Kindern), die unehelich geboren sind, gibt man als Buße ein Fuder Heu, wie es zwei einjährige Ochsen ziehen können.


「聖職者の子供たちや違法な子供たち(への賠償に)は、1歳の牛2頭が引ける量の干し草をたくさん与えられます」



 他人を死傷させた場合の賠償金や罰金に関する規定で、身分や性別によって格差があります。

 中世の宗教的道徳観による差別ですが、本来存在してはならない聖職者の子供を事故死させても罰金はただ同然と、揶揄的に書いています。


 父親が犯した戒律違反の報いを子供が受けるのは理不尽ですが、この裏に、権力者である聖職者の隠し子が不当に優遇されるているような実態があるのかも知れません、


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