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139回用蘊蓄

本編は夕刻にUPします。

蘊蓄回です。


<139回本文>

 この世界でも、どの世界でも、社会的禁忌タブーを犯した者の埋葬を許さない風習は広く分布している。しかし風紀上、衛生上いろいろな理由で反発を受けた。ある女性の身体的特徴が多数の見物客を集めてしまった事で、遺体を晒す行為を罷める決断をした治安当局も有った。これは実話である。

<本文ここまで>

 江戸時代の実話。

 入水による心中を反社会的とみなす行政により、男女の水死体は引き揚げた河原に放置され見せしめとされた。

 これはその晒し物制度が廃止となった顛末。



<139回本文2>

「ここだけの話だから屹度忘れておくれよ。僕ぁ南部人がいつの日か『嶺東侵攻の元凶め』と言って叔父貴の部屋を外から釘付けし無惨に飢え死にさしてくれる日を心待ちにしてたのさ。正直残念だった」

<本文ここまで>

 梁武帝蕭衍の最期をモデルにした逸話。

「疾久口苦、索蜜不得、再曰『荷、荷!』遂崩。賊秘之、太子問起居不得見、慟于閤下」(南史による) 

 文武両道、皇帝菩薩といわれた梁の武帝も侯景の乱により95歳の生涯を全うしなかった。

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