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135回用画像

挿画に代えて史料を紹介します。

《135回本文》

 ちなみにベルトから股間真ん中に短剣を吊るすのは、よくある。ぶらぶら邪魔でないのだろうか。

「・・『アレ斬られないように』って誰か言ってたわね」

 変なことを思い出す。

 事実、衛兵の使う斧鉾術では、よく股下から斬り上げて来る。止血しにくい太い血の管の有るあたりが狙いらしいが。

《本文ここまで》


短剣ダガの装着

挿絵(By みてみん)

図右

 Tacuinum sanitatis 『健康全書』より

図左

 Les Grandes Heures d'Anne de Bretagne

  『アンヌ・ド・ブルターニュの時祷書』より


出典:共にフランス国立図書館蔵パブリックドメイン画像


 なぜかベルトに差さず、ぶらぶら下げています。しかも中央に。

 大動脈を保護という理屈はそれなりに説得力あるものの、図左は農作業中の農民です。防御的観点があるとは思われません。現に装甲をつけ武人が腰のベルトにしっかり差している(既出『ゴドフロア・ド・ブイヨンの肖像』ほか)など例も見てきました。


 なぜ、真ん中ぶらぶら?

 謎です。






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