111回用蘊蓄(その2)
本編は夕刻にUPします。
蘊蓄回です
<本文>
サラがイサクを産んだとき、神様は彼女を嘲笑させましたか? それは違います。笑いの原初の形は幸福の表現では有りませんか」
<本文ここまで>
Dixitque Sara:“Risum fecit mihi Deus;quicumque audierit, corridebit mihi ?...
(And Sarah said, God hath made me to laugh, so that all that hear will laugh with me.) Gen21:6
<本文>
「経典にも有るのでごじゃりまする。『泣いている者は幸いである。いつか笑える日が来るから』と」
「ちょっと語句が違う気が致すが」
<本文ここまで>
beati qui nunc flfletis quia ridebitis
(blessed are you who now weep, for you will laugh) ルカ6:21
<本文>
「猫は笑って消えて行くにゃん」と、席を立つ。
<本文ここまで>
不思議の国のアリス
<本文>
「大地の過半は荒れ野です。だから、ひとが働くほどに太陽と大地の恵みは順々と増えるのです。でも若し全世界の土地を使い尽くす日が来たら、まだ祝福は続くのでしょうか」
<本文ここまで>
エコロジカル・フットプリント的思想
<本文>
「それは青い天が落ちて来るような心配では?」
<本文ここまで>
Le ciel bleu sur peut nous peut s'effonder:Hymne à l'amour: M.Monnot, E.Piaf
もしくは杞憂「列子」
杞憂でなく現代の社会問題
<本文>
「男は土塊から創造されましたが、女は既に魂の宿っている一層高次元のものから出来ています。違いますか?」
「そうとも思えますね」
<本文ここまで>
Rachel Speghtによる17世紀のフェミニズム思想。カルヴァンへの反駁でもある。
<本文>
「男は女に触れない方が良いのだと言います。それでも淫行を自制出来ないよりは決まった相手を持つ方が良いのだ、ともね」
「なんだか嫌々みたいですが・・」
<本文ここまで>
de quibus autem scripsistis bonum est homini mulierem non tangere
propter fornicationes autem unusquisque suam uxorem habeat et unaquaeque suum virum habeat
7:1 さて、あなたがたが書いてよこした事について答えると、男子は婦人にふれないがよい。
7:2 しかし、不品行に陥ることのないために、男子はそれぞれ自分の妻を持ち、婦人もそれぞれ自分の夫を持つがよい。
(コリント人への第一の手紙 7:1 ,7:2 )
<本文>
いや、良いことと思いますよ。ひとが不信心に陥っても連れ合いの信心によって浄化されるのですから。
<本文ここまで>
sanctificatus est enim vir infidelis in muliere fideli et sanctificata est mulier infidelis per virum fidelem alioquin filii vestri inmundi essent nunc autem sancti sunt
7:14 なぜなら、不信者の夫は妻によってきよめられており、また、不信者の妻も夫によってきよめられているからである。もしそうでなければ、あなたがた の子は汚れていることになるが、実際はきよいではないか。
(同上 7:14 )




