黒血姫の誕生
「ところで、此処どこ?」
俺は今洞窟にいるし、友達の裕介とはフレンドコードを教えあうのは忘れていたしなぁ。
「取り敢えず、この洞窟から脱出しますか」
-----------------------数時間後
「この洞窟にいるコウモリやネズミは強くないんだけどさぁ、段々進むにつれてヤバそうな敵に代わっていってるんだよなぁ…」
最初はネズミだけだったのが、コウモリが出てきて、なんとゾンビまで出てきて、死体も増えていってるし、なんか喉というより体?が渇いてきてるんだよなぁ…疲れてちょっと横になり休憩していると、あることに気づいた。
「この壁だけ、なんか凹んでいないか?…ノックしてみるか…」
そうして謎に凹んだ壁を叩いてみると、奥に通路があるような音がしてきたので一抹の望みをかけて、思いっきり叩いてみると、確かな感触があり、確かに割れたような音が聞こえてくる。
「もう乾きがヤバいし、無理やりにでも開けるしかない!すまねぇ!ぶん殴って開けてやる!」
そう意気込んで10回ほど殴ると、ついに壁が壊れた!
中に入ってみると、良くわからない謎の旗をわきに抱えたままぐったりとしている死体や、鎧を身にまとってはいるが剣は折れていたりしていて、その当時の戦いの激しさを物語っているようなものがたくさんあった
「うおう…これは、きついな…ん?あれはなんだ?」
周りが破けたサーコートや折れた腕などの死体ばかりなのに対して、少しそれらの死体とは離れた場所で、5人の死んだ騎士に囲まれている汚れが少なく、古びてはいるが、未だ美しさを感じる夜のようなドレスを着た女性の死体があった。その死体を見ていると、なぜか喉の渇きがさらに強まり、気づけば息は荒くなり、首筋を目がとらえて、2本の八重歯で噛みつき、血を吸っていた…
------------‐--------数分後
俺は気が付くと血を吸いきっていた。今まで感じたことがないような感覚が一気に襲ってきていた。射精にも似たような、甘い感覚が辿ってきて体を作り替えられていることを本能で感じながら
「ああ、あぁ、良い!フフッ アハハハ、ハハハハハハハ!」
≪アオイがエクストラ種族”小さき夜の王”へと進化しました≫
主人公のスペックを紹介しておきます。元男(23)182cmから女164cm黒髪ロングの黒目巨乳(肉体年齢19)にTSしている設定です。
ちなみにいうとここまで進化で高揚しているのは主人公には才能が有るのでこうなっているだけです
白雪ひっめに王子様がキスするアレあるじゃん?あれの吸血鬼バーじゃん書きたくてこうなった。