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滅茶苦茶美人なモデルかと思ったら俺の友人だった件

やっと裕介視点書ける!

俺は吉田裕介、今はファンタジアオンラインにて友人の水島葵をパールの街の門の前にて待っている。ゲーム内での俺の名前は「タロス」だ。特に深い意味はない。それにしてもこのゲームは本当にAIも本物の人間のようですごい。話がちょっと脱線しちまった。さて、あれから葵を待ってから一時間位経っているが、まったくそれらしい奴が現れないな。そう思っていると謎の集団が見えてきた。そしてその集団が近づいてくると、代表者のモデルのような巨乳の美少女がこっち側に近づいてきて、ちょっとマジでガチ恋しそう。やべぇ


「お前裕介か?会っていたら返事をしてほしい」


その言葉が聞こえると、俺の頭はおかしくなってしまったのかと錯覚した。VRの法律として、現実の顔をあまり顔を変化させすぎると、現実の自分の顔を受け入れられなくなる人たちが現れ始めたので、そんな大幅な顔の変化は禁止されたはずだ。更にこのゲームはマッチングアプリとして利用されたくないから性別の変更は不可能だったはずだ。一体どうなっている?


「ああ、俺は裕介だよ、ところでお前、本当に葵か?あいつに彼女とかいたか?」


そう聞くと、自分のことを葵だと言っている謎の美少女は困ったようなしぐさを見せた後


「ああ、そうだよ、俺は葵だ。今日朝起きたら女になっていたんだ」


やっぱり俺は夢でも見てるのか?そう自分に対して疑心暗鬼になりかけた時、あいつしか知らない質問をすることにしてみた。


「じゃあ俺が高校時代に何をしてたか知ってるか?」

「あぁ、知ってるよ。お前はサッカー部で、家の中にはエロ本を机の中を拡張して二段底で隠していたこともお前から教えてもらったぞ」

「お前…本当に葵だったのか…?す、すごいな…ガチ恋するかと思ったわ」

「おいおい、マジかよ、確かに今の俺は美少女だけどな」


そう言って葵は笑って見せた。確かに喋り方が葵と変わらない。本当に葵なのだろう、うん


「とりあえずこの全身ローブ7人分渡すわ。ところで後ろの奴らは何だ?」

「俺の眷属となって蘇ったバハルス王国の第三王女とその騎士5名、そしてこっちは暗殺者に襲われていたところを俺が助け、眷属になり復活したクロフィス侯爵家のみんなだ」

「もう情報量が多すぎて何がなんやら、混乱してくるわ。でも、お前がとてつもないバックを手に入れたのはわかる」

「取り敢えず俺はこの街について良く知らないんだ。案内してくれないか?」


もう何でもいいやと半ば投げやりに葵たちに案内を始めていった



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そうして歩いている途中でクロフィス侯爵家のみんなはローブを買い。ローブで全身を覆った。ちなみに、街の中に入れた理由は周りが夜で暗かったのと、思ったより翼が折りたためるようで、少し背中が太っているだけのように見えたのと、侯爵家ということもあってすんなりと門の中に入れた。それでもローブをつけないと朝や昼では正体がばれて追われてしまうのだろうが。そうして案内の最後に宿屋が来て、そこに全員泊まってひとまずそれぞれ部屋に入っていった


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アオイ

Lv5(Lv6に必要な経験値は430です)

種族 小さき夜の王

経験値50

HP900

MP1780

生命力:600

魔力:1100

攻撃力:760

防御力:540

魔法防御力:600


<種族スキル>

眷属化(黒血)、飛行、再生Lv3、闇魔法Lv4、血魔法Lv6、夜目Lv1


<通常スキル>

近接武器Lv1、槍Lv3


<種族特性>

光属性脆弱大、聖属性脆弱大、血液依存、翼


<持ち物>

鉄の槍


<称号>

黒血の血族


-------------

魔力に重点的に経験値を振ることにした。遠距離攻撃が強いというだけで戦いで見えてくるものが変わると思ったからだ。それとスキルにも経験値を振ることにした。種族スキルは経験値消費量がとても低く、レベルを上げることが容易だった。通常スキルである槍スキルを強化したのは敵に接近されたときに仕方なく使うための護身手段である。新たに追加された魔法は、闇魔法だとLv2になってダークスピア、Lv3でダークランス、Lv4でダークバインドを手に入れた。これで拘束と強めの遠距離攻撃手段を得た。ダークスピアは低コスト低威力、ダークランスは中コスト高威力みたいな感じだ。そして血魔法だが、こちらはHPを消費する代わりに通常よりも強力な魔法が多い。例えばLv4で手に入れたブラッドボムはその名の通り血で作った球体を爆発させる高威力魔法だ。そしてもう一つ、強そうだなと思ったのはLv6で手に入れたのがディヴァウア・アローという魔法だ。意味は貪り食う矢だ。この魔法は敵のダメージ消費量に応じて自身のMPを回復させるという技だ。消費HPもそこまで多くなく、とても使い勝手がよさそうな魔法だ。MPがなくなってきたときにこちらを使うのもありだろう。最後にティアたちのステータスを少し強化した。


「さて、もう今日はこれぐらいでいいか。ログアウトして寝ようか」


そう言って、ファンタジアオンラインを抜けた後、自動調理機から料理を取り出して食事をした後、風呂に入るときにいたたまれない気持ちになりながらもなんとか切り抜け、歯を磨いてベッドに向かった。


「有休三日とってるから木曜までは大丈夫なんだけど、これ、会社行けねぇよなぁ」


そう思っていると、裕介から一つのメッセージが届いた。


「あの時、さらっと流しちまったけど今のお前って女なんだよな?お前の家今どこ?明日うちの姉ちゃんの服借りて持って向かうから」

「え?マジで?それは願ったりかなったりなんだが、お前は大丈夫なのか?」

「そもそも友のピンチなんだ。駆けつけねぇわけないだろ?わかったらさっさと場所教えて朝早起きして待ってろ」

「お、おう。ありがとな。場所は埼玉の川口市の~だ。」

この世界のVRの法律の設定足すと、体は化け物でも、ちょっと互換性が悪くなる時もあるとか言ってるけど特に現実方面は一周回って問題が全く起きなかったので異形は法律で縛られていません。


ステータスは大体1.5倍ぐらいで反映されます。魔力は威力とMP増加のステータスです。槍スキルとかそういうのはそのカテゴリの武器の攻撃力強化と攻撃技(何々ランス、何々ソード!)みたいなもんが増えていきます。血魔法の一部魔法を書かなかったのは闇魔法で増えたやつの血魔法版だからです。

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