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桜色の想い出 【春の詩企画】(検索除外中)

作者: 香月よう子
掲載日:2019/01/30

桜吹雪の舞う木立の中

彼女は愛おしそうに

ピンク色の空を見上げていた


頬を桜色に上気させ

彼女は何を想っていたのだろう


声をかけようとして

何故だかそれが出来なかったのは

彼女の薬指のリングのせいだった


あれから一年


彼女はまた同じ場所で

ピンク色の空を見上げていた

薬指のリングはなかったけれど

それでも愛おしそうに

ピンク色の空を見上げていた


声をかけると

彼女は桜が咲くようにほっこりと微笑み

そして泣いた……


それから毎年、春になると

僕たちは一緒に桜色の空を見上げている


お読み頂きありがとうございます。


本作は「春の詩企画」参加作品です。

企画の概要については下記URLをご覧ください。

https://mypage.syosetu.com/mypageblog/view/userid/1423845/blogkey/2230859/(志茂塚ゆり活動報告)


志茂塚ゆり様、参加させて頂きありがとうございました。


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― 新着の感想 ―
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[良い点] ストレートな分、強い詩だと思いました。 内容は優しい愛の歌かもしれませんが、「あれから一年」の一節が、そのストレートな強さに支えられ、思いの強さを感じさせます。 [一言] ありがとうござい…
[一言] 奥深いドラマを連想させるストーリー 短めの言葉の中に、万華鏡のように様々な想像が浮かんでいきました 私が確かなものとして感じたのは、語り手の「好きな人にはいつだって笑っていて欲しい」とい…
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