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香水

朝のラッシュ時の電車の中。


いつものように電車に乗り込むと何やら雰囲気が…。

それは鼻につく強い香水の匂い。

いつもの場所に立つと、右手2人ほど先の30歳代位のいつもは見慣れぬ男の人が立っていて、どうやらそこから強い男性用の香水の匂いが漂ってくるようです。

私は、香水自体は嫌いじゃないし、むしろ、好きなほうです。

アレルギーがあるので、あまり刺激の強いのは駄目ですが、年相応の香りであればお洒落かなと思います。


そう言えば、この前暑い日の夜、会社帰り電車のホームに立っていると、横から甘い良い香りが。

匂いのする方を見ると、どう見ても50代の女性が、若い女性がつけるようなピーチの香りの汗拭きシートで、一生懸命首筋や耳の後ろをゴシゴシと吹いている姿が目に飛び込んできます。

暑いし、汗が気持ち悪いので汗拭きシートを使うのは決していけないことではないのですが、ピーチの香りも好きならばいいと思うし、いけないというのは偏見なので言ってはいけないのですが、でも、どうしてもアンバランス感は避けられない。

やはり年相応の香りの方が、お洒落だと思ってしまいます。


しかし、この男性の香水の香りは、朝からはきつすぎるし、満員電車の密封空間では周りの人たちには拷問になりかねません。

その男性の方を見ると、その男性の前の席に座っている人たちは、押し並べて顔を下げて寝ている振り(?)、両隣は明らかに他の人達と違い間隔が広い。

何となく、右横の女性は、こちらに寄ってきている。

まあ、悪臭でないのでと思いながら、窓を開けたくなってしまう。

本人は気にならないのでしょうか。

見る限り、気になっていないようです。

「あっ、そう言えば」

不意にこの前のことを思い出します。

友人の車で出かけることになり、出がけにシャワーを浴び、知り合いから買った外国製の香水をつけて、友人の車に乗り込んだ瞬間、「お前、くせーよ!」と文句を言われたっけ。

シャワー浴びて、香水つけたのに何が臭いのかわからなかったが、やっとわかった。

「やっぱり、香りがきつくて、逆に臭かったんだ!」


明日も同じ電車に乗ろう。

挿絵(By みてみん)

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