リュックサック
朝のラッシュ時の電車の中。
最近、リュックサックを通勤鞄代わりに背負っている人が多くなりました。
会社でリュックサック通勤をしている社員に話を聞くと、楽だし両手が開いてスマフォが出来るし快適だそうです。
流行り始めは、背中に背負ったままで混んでいる電車に乗って来て、周りに顰蹙を買っていましたが、いつの間にか、前で抱えるダッコ持ちがマナーとして定着してきて、ストレスから解放されてきました。
まだ、地域によっては定着していないようですが、私の地域では定着し、駅で並ぶ時から前で抱えている人が多いです。
昔は、ナップザックという簡易的なリュックサックがあり、泊りの旅行の時はリュックサック、そうでない時はナップザックなんて住みわけがありました。
今では、リュックサックに統一されたのでしょうか。
まあ、ナップザックは肩にかけるベルトがベルトではなく紐だったので食い込んだりして。
でも、リュックサックで通勤する人は、圧倒的に男性が多い気がします。
女性の方が何かと荷物が多いので、リュックサックなのかなと思ったりして。
その内、若い女性も通勤鞄から通勤リュックサックに変わって行くのですかね。
え?なぜ、若い女性?
若い女性、リクルートや入社1,2年目は皆スーツが多いじゃないですか。
リュックサックには、スーツ姿かなと思った次第です。
さて、電車に乗っている時は前で抱えているのはいいのですが…。
問題は降りる時です。
折角、マナーを守って前で抱えているのだから、そのまま、降りて人がまばらになったところで背中に背負えばいいのに、人によっては、降車時、ドアに向かって動き始めた時に背中に背負いかえる御仁がいらっしゃいます。
すぐ後ろにいると、リュックサックがぶつかりそうになって、怖い思いをします。
「だって、いつまでもダッコじゃカッコ悪いじゃん。」
リュックサックを勢いよく背中に背負いかえる男性が言ったような。
「いやいや、マナーを守って、人に迷惑かけないのが、真のかっこよさですよ。」
と心の中で呟いたりして。
明日も同じ電車に乗ろう。




