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1.転生

ゆっくりコツコツ投稿できるようがんばります。よろしくお願いしますm(__)m

一瞬意識が飛んでしまった。

そう思い目を覚ますと、そこにPC画面が無かった。


あれ?まだ夢か?


そう考えていると視界少し上部に緑の浮遊体が入る。

それは小さな少女。

少女だから小さいのだがそういう小ささではなく、

本当のサイズとして小さい。

手のひらサイズだろうか、、、。


少女は全体的な印象は鮮やかな緑で、

髪は特に明るい緑で少し癖のついたショート、

鼻は小さく少女らしい少しふっくらした

輪郭をしていた。

目は中央に黒目がぱっちりあり

人間の目で言う白目の部分も黒く、

それらの境界部分にキレイな白い円が

細くくっきり入っていた。

目尻は少し上がっていて、

その目を大きく見開きこっちに顔を向けている。


少女の体は今は自分から見て左の方を正面にしている。

華奢で白く緩やかな線の体に髪色よりも濃い緑のフェルト生地のような

ワンピース水着型の服を着ている。

服の大きく空いた背中からは、

トンボのような質感だが、それよりも幅のある羽が2対、

少し上方に向かって生えている。


靴などは履いておらず、全身を包むように

すごく淡い緑の光を放ち、

少女自身が神秘の存在であるかのように、

背面が透けて見える体をしていた。

妖精っ言われるような存在だと思う。


その少女がこちらを見て少し驚いた表情でこちらを見つめる。


その少女の下方奥、自分の目の高さに

石のヒト形の人形が...4、5体ある。

全身が部屋の壁であろう部分と同じ

紫がかった濃く暗いグレー色で、

間接部には他の部位より小さい石がはまっていて、

クビレの無い寸胴の腕、足、体を持つ体型である。

目は顔に対して少し大きめの丸で黄色くわずかに光っている。


こちらも少女と同じく左の方を向いているが、

こちらを見ている様子は無い。

良くゲームで言われるゴーレムってモンスターなのか?



部屋に視線を移す長方形の形で

壁、天井、床共にゴーレムと同じ

材質のブロックで組まれたいて、ブロックは長方形だが

大きさや長さが所々違い不起訴だが、縦線は縦線と

横線は横線と平行に組まれている。

ただ床の一部、自分も手前側がブロックが無くなり

土になっている。

土の床が部屋の1/3程度で土の床からは、

背の低く葉の大きい木や草が生えて、

蔓やコケなどが、残りのブロック部の半分を緑化していた。



現状を観察するのにそう長く時間は使わなかった。数秒のことだ。

夢かと思ったがそんな曖昧な感覚ではなく、

はっきりと少女、ゴーレム、部屋の存在を感じられた。



そんなことを考えていると、少女とゴーレム達の視線が

奥のブロック側にある部屋の出入口付近に一斉に向く。

その次の瞬間!

強烈な悪寒、恐怖感を大量にまとって1人の女性が部屋に入る。

自分は全身が寒くなり、恐怖しながらその女性を見るしかできない。


彼女は黒の光沢のある黒髪ロングで

その髪は少しゆらゆらと毛先の部分だけバラバラに浮き上がる。

目は鮮やかな深紅で、うっすらとしか瞼を開けていないのに、

その目にはすべてを見透かすような力を感じる。

スッとした今の目元と同じように

顔のラインも鼻も通っている。


首元から地面を軽く引きずる用にベージュの一枚布で大きく纏い隠され、

そのためか深紅の瞳と光沢のある黒髪に視線を捕らえられてしまう。

そして、自分の体の自由も一緒に捕らえられてしまったように、、、





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