ほんのおねえさん~♥ 39
「このことは黙っておいて。」
「落ちろ! 地球!
クラッシュ・オブ・アース !
エロ・エロ・エロメス~♪」
エロメスは、
ガーネット姫を、
スライムの魔の手から助け出し、
「はぁ・・・はぁ・・・。」
疲れて、
自宅のブランド城に帰ってきました。
それなのに、
「私には、もう力が残っていません。
お星さま、
惑星さま、
お月さま、
太陽さま、
宇宙さま!
銀河にある全てのモノが認めし、
ギャラクシーロッドを持つ者、
エロメスが、お願いする!
時間と空間を超えて、
怪獣ちゃんを助けてください!
ー ビックバン・エロメス -
エロ・エロ・エロメス~♪」
星座たちが金色に光る。
惑星たちがいろいろな色に光る。
月が銀色に光る。
太陽が赤く光る。
宇宙が黒く光る。
光はオーロラのように光りながら移動し、
大きな一塊の、
まぶしい白い輝きになる。
「お願いします!
怪獣ちゃんを助けてください!」
エロメスは、
必死に全銀河の輝きにお願いした。
「エロメス様!
怪獣マークがニコニコ笑ってますよ!」
ケーリーが言う。
かわいい女の子レーダーの、
汗をかいて点滅していた怪獣マークが、
笑顔で笑っている。
きっと、
怪獣ちゃんこと谷子は、
ピンチを乗り切ったのだ。
「よかった・・・。」
それを見届けると、
エロメス様は、
バタっと床に倒れ込んだ。
「エロメス様!!!」
ケーリーとバーキンが、
エロメスを心配して、
走って近づいてきた。
「大丈夫ですか!?」
「疲れ切っているのに、
どうして無茶するんですか!?」
ケーリーとバーキンには、
エロメス様の行動が不思議だった。
「いっ・・・一緒だから。」
「え?」
「あの・・・頃の・・・私と一緒だから。」
エロメスは、
涙を流しながら言う。
「じ・・・自分に・・・自信がなくて・・・、
変わりたい・・・けど・・・変われなくて・・・、
でもね・・・がんばってるから・・・
かい・じゅ・う・ちゃん・・・、
が・んばって・・・いる・から・・・。」
「エロメス様・・・。」
ケーリーとバーキンには、
怪獣ちゃんというのが、
誰のことなのかは分からないが、
「あの頃」を知っている、
ケーリーとバーキンには、
エロメス様の気持ちが伝わってくる。
「あ!?」
なんだかエロメス様の様子が変だ。
いつもスーパーボディの外見が、
「エロメス様、お姿が!?」
そこら辺にいるような、
普通の女の子に変わってしまった。
「あんた・・・たちまで・・・元に・・・戻っ・・・ちゃったね・・・。」
ケーリーとバーキンは、
やせ細っていて、
毛並みも汚れて黒ずんでいる。
「ご・・・ごめんね・・・。」
そういうと、
涙を流しながら、
そこら辺の普通の女の子の外見になった、
エロメス様は意識を失った。
「ワン! ニャア!」
ケーリーとバーキンは、
犬と猫の鳴き声だけで、
人間の言葉をしゃべれなくなった。
「ワン! ニャア!」
ケーリーとバーキンは、
必死に口で加えて、
エロメスをベッドまで運ぼうとしている。
「ワン・・・、ニャア・・・。」
しかし、
エロメスが重いのか、
なかなか、
猫と犬の力では、
動かせなかった。
「僕が運ぼう。」
現れたのは、
ダイヤモンド城に、
うざいので返品されたはずの、
ストーン王子だった。
「エロメス大好き~♪」
ストーン王子は、
普段のチャラさが無く、
落ち着いて、
物静かな優しい顔をしていた。
「エロメス・・・。」
ストーン王子は、
通行人の女の子Bの姿になってしまった、
エロメスを見つめる。
ストーン王子は、
お姫さま抱っこで、
エロメスを抱きかかえる。
「エロメスの召喚した、
魔王のルイブトンとグッピーが、
突然、消えるから、
心配になってね。
戻ってきて、よかったよ。
ケーリー、バーキン、
僕が、
エロメスの元の姿を知っていることは、
内緒だよ。
エロメスは、
意地っ張りだから、
知られたくないだろしね、
ベッドにも、
二人で運んだことにしておいてくれ。
僕には、
こんなことしかできないから。」
そういうと、
ストーンはエロメスをベッドに運んでいった。
つづく。




