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渋井谷子の奇跡  作者: 読書、最高(^o^)/
31/183

ほんのおねえさん~♥ 31

夜空に、

きれいな、お月さまが、

銀色に輝いていました。


ある日、

何の個性もない、

通行人の女の子Bが、

流れお月さまに願い事をしました。


「お月さま!

 どうか私を、キャラクターにして下さい!」


夜空から、

銀色の光が彗星のように、

銀色の残像を残しながら、

通行人の女の子Bの元に、

舞い降りてきました。


「きれい~♪」


銀色の光の正体は、

ミニ型お月さまに棒がついた杖、

ムーンロッド。


通行人の女の子Bは、

月を自由に操れる、

ムーンロッドを手に入れました。


「ギンギラ~♪」


ボタンを押すと、

銀色に光ります。


「わ~い~♪」


通行人の女の子Bは、

傷ついた心を癒す

アロマライトを手に入れました。


つづく。

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