ほんのおねえさん~♥ 21
「どこかに、かわいい女の子がいないかな~♪」
エロメスは、
かわいい女の子が大好きです。
エロメスの部屋には、
星柄の傘と大きな鏡があります。
傘は星柄で、
神棚に祭られています。
通行人の女の子Bとして、
雨に濡れながら立っている時に、
ダイヤモンド姫からもらった。
大切な思い出の傘です。
鏡は、
かわいい女の子レーダーになっています。
エロメスは、
かわいい女の子に、
レーダーに反応するように、
魔法をかけています。
かわいい女の子レーダーで、
カワイイ女の子が、
どこにいるかがわかります。
「あれ?」
ペット兼使い魔の犬のケーリーが、
何かを見つけた。
「どうしたの?」
ペット兼使い魔の猫のバーキンが聞く。
「赤い光が消えました。」
それを聞いたエロメスは、
すごい勢いで反応した。
「赤い光は、ガーネット姫!
かわいいガーネットちゃんに、
何かあったかも!?」
「行くわよ!ケーリー、バーキン。」
「はい、エロメス様。」
エロメスは、
犬と猫を肩に乗せ、
空を飛んで、
赤い光が消えた地点に飛んで行く。
「この辺りなんだけど・・・?」
赤い光が消えた地点に、
エロメスたちは着いた。
「あ! へなちょこ騎士が倒れていますよ。」
ケーリーとバーキンが、
周りを見渡していると、
ガーネット姫の護衛の
1月の騎士ジャニュアリが倒れている。
「起きろ! へなちょこ!」
空から降りてきたエロメスたちは、
倒れているジャニュアリを起こす。
「ガーネット姫が、
スライムにさらわれました・・・。
一生懸命に戦ったのですが・・・。
あいつらは強かった・・・。」
全身、傷だらけ1月の騎士は、
スライムに負けたのだった。
ゴツン!
「スライムにすら勝てないの?
へなちょこ!」
エロメスは魔法の杖で、
ジャニュアリの頭を殴る。
ジャニュアリは気絶した。
「ガーネットちゃん、
すぐに助けに行くからね!」
エロメスは、
スライムにさらわれた、
ガーネット姫を追いかけた。
「ガーネットちゃん!」
スライムに捕まっている
ガーネット姫を見つけた。
姫は気絶している。
「私のガーネットちゃん、
すぐに助けてあげるからね!」
エロメスたちは、
空から地上に降りてきた。
スラスラ。
姫を助けようとした時、
スライムが現れた。
「あんたね!
かわいいガーネットちゃんを誘拐したのわ!」
エロメスは、
銀河系最強の魔法の杖、
ギャラクシーロッドを空にかざし、
魔法の呪文を唱えた。
「落ちろ! 1月の星座 みずがめ座!
アクエリアス コメット!
エロ・エロ・エロメス~♪」
説明しよう。
エロメスの、
魔法属性は、
「銀河」
であった。
銀河にある星座なんかは、
簡単に落とせます。
(ちなみに、
作者のファンタジー世界で、
唯一の一点もの、
銀河系最強の魔法の杖、
ギャラクシーロッドを手に入れる
作品は「奇跡」的に、
書きあがっている。
夜空のお星さま 第1部をご覧ください。)
空から、
みずがめ座が彗星のように、
スライム目掛けて落ちてくる。
ドカン!
スライムに命中。
スライムは瀕死の状態だった。
「逃がしてあげるから、
もう悪さするんじゃないわよ。」
エロメスは、
弱いスライムに情けをかけた。
「ガーネットちゃん~♪」
エロメスは、
かわいいガーネットちゃんを、
助けに行こうとした。
「スラ・・・スラ・・・。」
スライムの様子が変だ。
スライムは仲間を読んだ。
スラスラ、スラスラ。
大量のスライムが現れた。
「なに!?」
そして、合体した。
巨大なスライムが現れた。
(約、東京ドーム1個分。)
「デカい!?」
さすがのエロメスも驚いた。
説明しよう。
さすがの、
へなちょこ騎士も
スライムには勝った。
「やった!」
しかし、
仲間を大量に呼び、
合体した、
巨大スライムには勝てなかった。
(約、東京ドーム1個分。)
「姫!」
そして、
ガーネット姫は連れていかれた。
ジャニュアリは倒された。
スラスラ。
巨大なスライムが、
エロメスに近づいてくる。
(約、東京ドーム1個分。)
ブチ。
「寸止めにしてあげたのに・・・、」
エロメスは、
反省の無いスライムの態度にムカついた。
スラスラ。
巨大なスライムが、
エロメスに近づいてくる。
(約、東京ドーム1個分。)
「銀河のモノは、私のモノ~♪」
エロメスは、
銀河系最強の魔法の杖、
ギャラクシーロッドを空にかざし、
本気で魔法の呪文を唱えた。
「初回記念で、大サービスだ~♪」
エロメスは、
細かいことは気にしない、
心の広い性格です。
「落ちろ! 地球!
クラッシュ・オブ・アース !
エロ・エロ・エロメス~♪」
説明しよう。
エロメスの魔法属性は、
「銀河」
であった。
銀河にある地球なんかは、
本気になれば落とせます。
空から、
水の惑星の地球が、
巨大スライム目掛けて落ちてくる。
(約、東京ドーム1個分。)
ドカン!!!!!!!
強烈な衝撃がおこった。
大地は揺れ、
衝突で強い爆風が発生した。
地球はスライムに命中。
巨大スライムの姿はどこにもなかった。
エロメスは、
巨大スライムを倒した。
「はぁ・・・はぁ・・・。」
さすがのエロメスも、
地球を落とすと、
大量に魔法ポイントを使うので、
疲れ切っていた。
「ガーネットちゃんを助けなくっちゃ・・・はぁ・・・。」
エロメスは、
ガーネット姫の方を見た。
「なに!?」
へなちょこ騎士ジャニュアリが、
ガーネット姫を抱き抱えている。
「ガーネット姫、
1月の騎士ジャニュアリ、
姫を助けに来ました。」
ガーネット姫は、
意識を取り戻している。
「ありがとう、ジャニュアリ。
あなたなら、
助けに来てくれると信じていました。」
ガーネット姫は、
助けてくれたのは、
へなちょこ騎士と思っている。
「そんな・・・はぁ・・・はぁ・・・。」
エロメスはガックリした。
「エロメス様、
今日の所は帰りましょう。」
「そうですよ、
魔法ポイントが尽きたら、
元の姿に戻ってしまいますよ。」
ペット兼使い魔の、
ケーリーとバーキンになだめられる。
「帰る・・・はぁ・・・はぁ・・・。」
こうしてエロメスは、
自宅のブランド城に帰って行った。
めでたし、めでたし。




