第八章 変な感じがするのは俺だけじゃない -鈴木 友太郎-
第八章です!新キャラも少し、登場しました‼
「んっ………ん?」
暗い…?あれ?ここ、部屋か?たしか、今家を出ようとしてたはず……
「あれ?友太郎?」
「なっ、お前!」
なんで、直がここに?てかっ、
「ここどこっ?」
なんで、直がここにいる?
「わかんない。」
ここは、何なんだ…。
「あの、あなた達、ここどこですか?」
「ぅわ‼」
「友太郎、なにそんな、びっくりしてるの」
「いやっ、だって、気づかなかった。」
「あの、一応言っておきますけど、私以外にも、人、居ますよ?」
「え?……わっ‼」
「友太郎、ニブ!」
「うっ、うっせぇ。」
「うっせぇ、に元気がないね!」
「ッ…」
さっき小学生っぽい子に言われるまで気づかなかったけど、ここの部屋?には、俺と直以外にも、人がいた。その話しかけてきた女の子と、俺より年下っぽい男子、、、スーツ着てるし、大人?の女の人。まっ、今話してきた子と、俺、直以外、皆寝てるが……5人か…。それに、直以外、全員知らない。そして、この、何にもない部屋。見覚えない。
「ゴンッ」
「なっ、なに⁈」
「いったーー‼」
さっきの、大人っぽい女の人が、壁に頭をぶつけて、起きた。なんつー、音だしてるんだか。本当に、大人なんだろうか。
「ん?…めぐりんとは、声が違う…?」
今度は、その大人のたてた音でか、年下っぽいのが、起きた。
「ここ、どこ?…ですか?…めぐりんがいない。」
…。
「あのぅ、ここ、どこなんですかね?いやぁ、ちょっと道に迷って…ははっ…。」
「明らかに、こんな部屋っぽいとこで、ちょっと道に迷って…って、そんな訳あるか!」
うん。年下っぽいやつの、めぐりん、には触れないでおく。けど、一目でここが部屋であることがわかるのに、道に迷って、なんて、変すぎだろっ。そりゃ、ツッコムわ。
「で、すよね~…ははっ…はっは…。」
「はは!友太郎がツッコンだ‼」
「お前は、ウッさい!」
「ごめん、ごめんっ」
「ちょっと、そこの3人!そんな、笑ってられるとこじゃっ」
「あれ?朝なのに、太陽が眩しくない。」
ん?本当だ。窓の外は、真っ暗だ。でも、なんか、見えないか…?
「皆さん、お目覚めになられましたか?」
「‼……誰だっ?」
でも、なんか見たことあるような。
「俺を、友太郎の家行く時、呼び止めた人?」
「そうです。」
あぁ、そうか。家の前にいたな。
「あの時は、皆さんを強引に連れてきてしたって、申し訳ありませんでした。さらに、伊代里さんにつきましては、迎えが遅くなってしまって…不安にさせてしまった…。申し訳ありませんっ。」
このダウン着た男が、俺達をここに?
「今後、このようなことの無いようにつとめますので、どうか、お許し下さい…。」
「べっ、別にいいです。でも、ここ、どこなんですか?」
「言っていませんでしたね。ここは、カッコ良く言えば、夢の世界、です。さらに言えば、夢の世界にある僕の家、です。家といっても、ここは一時的なもので、安全とは言えません。そんなところに、僕は皆さんを連れてきてしまいました。そこで、一人につき一人、守護をつけます。」
「あのっ、僕達、って…」
「僕達、です。」
「どうも…。」
「よっ、よろしく…」
「……。」
「よろしくお願いします!」
「最後に僕で、5人です。この5人で、皆さを全力でサポートします。よろしくお願いします。」
…これから先、なにが起こるんだろう。ダウン男の他に4人。それが、俺達を守る?なんか、変な感じしかしない…。
Good morning? 、これからも、よろしくお願いします‼