2日目前半
ちょっい最近悩んでます。う~む。
あ、今回短めですけど勘弁してください。
side; 信也
俺が目を覚ますと広い草原……ではなく、王様の目の前―でもなく、宿の冷たい床の上であった。
なんで俺は、こんなところで寝ていたんだ?
「え~っと思い出せ俺」
確か北乃村とトランプやっててその後、桜花が天然だとゆうことが分かって…あ、その後蹴られたんだった。
ってかよくあんなに小さいのに有段者とかチートだろ。
まぁ、それはおいといて、当の本人はベットで寝相が悪くないのかしっかりと仰向けになって寝ていた。
「しっかし、顔面を蹴るのはひどいよな……よっし、単純明快な作戦だが桜花の顔面に肉と書いてやろう」
と思い、鞄から筆ペンを取り出す。
「見事な達筆で書いてやろう」
俺は桜花の前髪を持ち上げようとすると、
「相川、お前何やってんだ。いったい今何時だと思っていやがる」
桜花は目を開けて体を起こし、時計を見る。
現在の時間は5時13分、いささか早いが俺にとってはごく普通の時間だ。
バイトでこんくらいに起きるなんて普通だ。新聞配達とかで。
「5時か……妥当な時間だが、人の睡眠時間を奪うのは感心しない。よっし、あとで思いっきり蹴ってやろう。そうだな、昨日は加減して4割程度だったから次は8割でけってやろう」
は、イマナンテイッタ?
あれで4割って……つまり、昨日の倍の痛さ!?
どんな環境で育ったんだこいつ!
「ま、それはさすがに可愛そうだから、この条件を飲めばいいだろう」
た、助かった、あれで気絶したんだから、今度はきっと死ぬぞ、俺。
「で、その条件はなんだ?」
「今からシャワー浴びっから、入ってくんなよ。人に見られんの好きじゃねえんだ」
「それなら、別にかまわねえ」
まあ、誰しも人に見られるのは好きではないだろう。
そういって桜花はシャワールームに行った。
side: 奈弦
これで、シャワーでばれちゃいましたなことは回避できただろう。
そう思いつつウイッグを外す。
やっぱ、ウイッグ外したほうがめっちゃらくだ。
いっそ、このまんまにしたいが俺の男としての生活が終わってしまう。
まぁ、そんなこんなでシャワーを浴びた。
自分の体を見るのにはなれた。
服を着て、髪を乾かそうと……ドライヤーがない。
仕方がないからタオルで乾かすか。
その後ウイッグ装着。
最初のほうはつけるのにすごく時間がかかったが今はもう慣れた。
なんか悲しくなってきた。
そんな感じで部屋に戻ると相川は寝ていた。
時刻は6時ちょっと。
別に起こさなくても構わんだろう。
そんな感じで俺は外に出た。
朝の散歩だ。
宿すぐ近くには小さな温室がある。
そこにはちょっと種類は少ないが花が1つのテーブルの周りに円を描くように咲いている。
丁度そこには先客が、
「あ、奈弦、朝早くどうした?」
柴乃である。
彼女が座ってる椅子の横には松葉杖が置いてあった。
「なんとなく朝の散歩だ」
「そっか、朝食まで時間がまだあるから何か話をしないか?」
「何か急いでいるわけでもない気まぐれな散歩だから別にいいぞ」
「ではだな――」
と柴乃と1時間ぐらい、喋りまくっていた。
そして今は7時ごろ。
「あ、もうこんな時間か。朝食を取りに行こう」
「了解」
主人公を男とくっつけるか、女とくっつけるかです。
最近、男とくっつくことに期待みたいなコメントがありまして悩み中。
ちなみに主人公が男に戻るとかはありません。(これ決定事項)
もしかしたらイレギュラー的なことも……
とゆうわけで、これを読んでいる皆さんにアンケートを取ります。
締め切りは5/22の午後5時半まで。感想にお願いします。
議題は<主人公は男と女、どっちとくっつける?>です。