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1日目夜

やっと一日目が終わった。だがぐったぐった。


それと1万アクセス突破!


やばい、作者泣きそう。

読んでくれている人ありがとうっ!

 その後も森の中を駆け回っていた先生たちが来て無事に寮に戻った。

 あ、もちろんウイッグはつけていたが。

 柴乃は自室にて当分待機。

 俺は何とかごまかそうとしたのだが、この痛みはさすがに酷かったので夜にこっそり保険医の先生の所に行くことにした。

 俺たちは晩飯を取り、自室に戻る。

 そしてまた気まずい空間が訪れる。

 ひたすら無言で何かが動いた音しか聞こえない。

 俺は腕が痛くて何もできていなかったので部屋のベットで寝っころがることにした。

 するとケータイが鳴った。俺のだ。

 えっと柴乃からで「これから行く」ってえぇぇ!?

 すると3秒後に、

「奈弦~いるか~?」

「柴乃いったいなんなんだ!急に男子の部屋に来るなんて」

「すまないな。ちょっと保険医の先生がお前を呼んで来いと言われてな」

 たしか消灯時間は10時で今は8時半。ちょうどいい具合だ。

「わかった。行こう」




 俺は保険医の佐藤先生が強引に俺の左腕をつかみ俺は激痛のため顔をゆがませてしまう。

「桜花君、無理はしないこと。骨にひびが入ってるからしばらくは激しい運動は禁止。つまり、残念だけど明日の湖での自由時間は遊べないわね。でもその夜の天体観測はできるから安心して」

 …思わぬところで明日の自由時間に湖に出なくてもいい理由が付いた。

 不幸中の幸いだな。

 その後湿布を張って包帯で腕をぐるぐる巻きにされた。

「取り合えず、残念だけどお風呂はシャワーにしてもらえるかしら。先生たちの部屋にはシャワーがついてるから」

「わかりました」

 …再びラッキーチャンスが!

 神よ、助かりました。

 あ、でもほんとに神なんていたら速攻男に戻してもらってるぞ。

「じゃ、さっそくシャワー浴びてきて、先生この後まだ仕事あるから」

「わかりました」

 先生の部屋のかぎを借りシャワールームに行く。

 ウイッグを外すと少々長い髪が肩にかかる。

「ウイッグって案外蒸れるんだな、さっさとシャワー浴びないとな」

 



 シャワーを浴び十分に髪を乾かしてウイッグを付けた後、部屋に戻った。

 包帯巻いてたところに大きめの袋かぶせて水が入らないように輪ゴムでとめた。

 あ~湯気でメガネが曇る。

 ってかよくこのメガネ壊れなかったな。

 一番これが驚きかもしれん。

 部屋に入ると再び無言の状況が始まるかと思ったら、

「あ、奈弦お帰r――ってどうしたのその腕!」

 相川と柴乃がトランプやってた。

「落ちた時に骨にひびが入ったっぽい。運よくひびが入る程度で済んだ」

 実際高さ5Mから落ちたのにヒぢが入る程度で済んだのはとてもありがたいことだ。たぶん運がよかったのだろう。

「私のせいで……グスッ」

 すると途端に泣き始めた。

「泣くなよ、こっちまで悲しくなってくるから」

 柴乃の所まで行き、なるべく優しく柴乃を包んだ。

「グスッ……うんっ!」

 そしたらすぐに泣き止んだ。

 そのまま1分ほどしたら離して、恥ずかしかったのか柴乃は部屋を速攻出て行った。

 するとすぐに相川が、

「案外桜花って大胆なんだな」

「そうか?こんなもん普通だろ。昔弟が泣いているときはよくこうやって慰めてたからな」

 これって変わっていることなのか?

 母さんもよく俺が泣いてる時にやってたし。

「ふ、ふははははぁっ!」

 不思議そうに俺が首を横に倒すと相川が爆笑してきた。

「笑うな。俺の標準がこんな感じなんだからよ」

「桜花、お前って案外天然なんだな、やばいまた笑いそう、ぷっ」

 うん、なんだろうめっさイラつく。

 ぶっ飛ばしてやろうかな。

「お前って、無口かと思ったら天然で面白いやつなんだな」

「変なことを唐突に言うな。いい加減にしないと全力でけるぞ」

「ふっかかってこい、このバイトで鍛えられたボディーにはお前みたいなもやしの攻撃はきかん!」

 ってかこんなキャラだたっけか。

 まあ良しとしよう。

 そしてこいつは重大なミスを犯した。

「てめぇ、もやしとか言ったな、撤回しないと大変なことになるぞ」

「はっ、もやしにもやしと言って何が悪い!」

「これでも俺は、合気道・柔道・空手3段を持っているんだ。後悔しやがれっ!」

「はぁ!?そんなこと聞いてねえぞちょっとタイム、タイm――」

 全力で腹をけってやった。

「しばらく寝ていろ」

 相川は倒れた。

 俺、経験値+3。取るに足らない獲物だったようだ。

 気絶をしている相川をよそに俺は寝た。


 

やっと次は二日目だっ!


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