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青空の下で

作者: 恋野平音

お久しぶりに書きたくなったので描く。

気晴らしに。

今日は天気が良くお散歩日和だ。僕は今日も今日とてお散歩に出掛けようと思う。

「———っと。よし」

水筒よし、カバンよし、諸々よし。

ほな、行こか。


 最初に見つけたのは綺麗に咲く花や散りそうな春の終わりを告げる桜だった。

「綺麗やね〜。なんかポカポカするわ」

「分かる!めっちゃ良いよね!この空気」

ばったりあったが三千里。三千里咲耶という方にあった。

「お名前は?」と三千里さんに聞かせたので、「青空ワタルです」と正直に答えた。


昨今、散歩中、道端で急に人と会う———なんて事は滅多にない。ましては声をかけられるなどと……!


「今日も良いお日柄ですね」

「そうですわね」


あまりの非現実的、天気の良さに思わず僕含め、二人ともお嬢様口調になった。


 そこから同じ場所で5時間ほど話してしまった。散歩を忘れて。


「———、———もうすぐ……夕方だね」

「私たち青空の下で話してただけだよね。大草原の芝生の上で」


まぁ、そんな日もあって、いいさ。


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