18章
何刻が経ったのだろうか、もしくは数瞬だけだったのかもしれない。黒い幻影はむくりと立ち上がった。
よく見ると、地に映るはずの影がない。幻影は必死に人の形を成し、保とうとしている。
それはしばらくぼーっとするかのように立ち尽くした後、ゆっくりとしかし確実に一歩一歩、歩き始める。
何のためだろうか。
それの本来の体を求めてだろうか?
もしくは、それがどうして生きていたのかを探すがためにだろうか?
我々には何もわからない。
何も。何も。
お久しぶりです。遍雨です。
いや、違うんです。決して忘れてたわけじゃないんです。決して!決して久しぶりになろう開いたら投稿途中で下書きは終わってる原稿を見つけて急いで投稿したわけじゃないんです!
さて、お楽しみいただけましたか?
今回の話はじっくりコトコト考えてたらカクヨムコンテストの〆切がね、なんか、いつの間にか来てましてね。急いで書き上げたものになります。
そういやこの前「どんなの書いてるの?」って聞かれたんですけど「えっっとぉ…バッドエンド?」って答えたら「あっ…」っていう反応だったんですよね。これからはハッピーエンドも書いていきます。プロットはいくつか考えているのでね。ヘヘヘ…新入生入ってきたらどんどん書いていきますよ~!
じゃあまた!いつかどこかで出会えたら~!遍雨でした!