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狩猟と採取

「 じゃあ、まずはこの近くで採取でもしようかな? 」


< サーチを使いますか >


「 うわー!こっちもナビあるんだ!助かるなあ 」


< まずは自身の魔力を感じ取って見てください >


「 どうやって?」


< 魔力は、血の流れと同じように心臓から流れて行き、大動脈から動脈、毛細血管から静脈から大静脈からまた心臓に戻ります。

 心臓のあたりに他より大きめの気配を感じ取れますか? >


「 うん! なんだかほわってする温かいものが移動している感じがあるよ 」


< それが魔力です。

 それを掌に集約して、サーチと唱えてみてください >


「 分かった。 やってみるね......サーチ! 」


 すると急に当たりのマップが出てきて何か点滅する点が沢山付いていた。


「 すごい沢山印ついてるけど、果物って探せるかな? 」


< お任せ下さい >


「 果物以外消えたからそれぞれの名前でてきた! 

 このレッドグレープって酵母に使えるかな?

 近いし、行ってみよう 」


 50mくらい森の中を歩いていくと、背丈の低い木に赤い葡萄のようなものがついていた。

 嬉しくなって木に近づくと、グルルル.....と低く唸る声に気が付いた時には、灰色の目つきの悪い狼がすぐ近くまで来ていた。


 相手は一匹だけどこちらは戦闘なんてしたことない。

 神様がくれた中にナイフがあったのを思い出して、急いで取り出し構えると、体が動きだした。


 ― スパッ!スパッ!


「 えっ?なんの抵抗もなく切れていく? 」


 こういっている間も作業は続いていき、お肉や皮、牙などの素材に分けられ、収納されていく。


「 何このナイフ怖いんだけど!? 」


< 狩猟・解体用ナイフ 抗菌・自動洗浄作用付きです。

 解体の技術はスキルによる物です >


「 そう言えば、解体スキルってステータスに書いてあった...... 」


 解体スキル恐るべし。

 アイテムボックス開いたら、素材に天狼の肉や牙って書いてあるし、汚い色になってただけで皮も出してみてみると銀色になっていてびっくりした。


 何でもアイテムボックスにも除菌・クリーン効果があって入るときに綺麗にしてくれるんだとか。

 前世潔癖だったからか、すごく神様に感謝した。


 そして、やっと落ち着いてレッドグレープを見ると、赤い実はルビーのようにキラキラとしており、これは天狼じゃなくとも、他に渡したく無くなるなと思った。


 とにかく沢山収穫できたので、ジャムにしてみてもいいなと思い、錬金釜を取り出し石や砂を入れて、ガラスができないかな? と思っていたら、


< 作れます。特別な錬金釜なので。

 あとはイメージで出来が変わります >


 とナビさんが教えてくれたので、ジャムの瓶をイメージして蓋ように鉄も混ぜる。

 更に天然酵母さんを作る瓶も作る。


「 すごい!本当にできてる!

 小麦があればパンがやけるなあ 」


< 小麦あります >


 とナビさんが教えてくれた場所に行くと、野生の小麦を発見した。








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