物語の背景:「合流地点」と呼ばれる星の歴史
初投稿でいー
原住民呼称”地球”
移民呼称”合流地点” ”ザ・ポイント” の簡略化された歴史
1914年〜1918年 第一次世界大戦
1939年〜1945年 第二次世界大戦
2053年〜2058年 第三次世界大戦
2216年〜2265年 第四次世界大戦
(地球人のみでの大戦の中では最大。地球人口はおよそ4割減。5の大国が分裂。18の小国が核に汚染され人の住めない地になった)
2266年 地球存続サミット
(地球に存在した各国首脳総出で行われた)
2270年 地球資源共有条約
(第四次世界大戦による各国の被害を可能な限り分担する条約存続サミットに参加した国家の8割が同意)
2275年 地球国家間戦争禁止条約
(国家間での戦争を禁止を義務付ける条約。地球資源共有条約に同意した国家全てその他3国が同意)
2300年23時59分~2301年00時00分
地球に198機(地球国家間戦争禁止条約に同意した国家と同数)の宇宙船が飛来。またそれらは地球国家間戦争禁止条約に同意した国家に1機ずつ着陸。
ほぼ同時刻に飛来した理由や国家に1機ずつだったこと、地球国家間戦争禁止条約に同意しなかった国に着陸しなかった理由も不明。
全ての宇宙船に調査を行なった結果共通して、「ただ着陸しやすかったから」と述べている。
2301年
それぞれの国で訪れた地球外生命体への対応が行われる。
地球外生命体する情報に箝口令が敷かれる。
各国の地球外生命体対策機関による初めての会合が行われる。
この際に198の船に乗っていた異星人たちはすべてが別種族であることが確認された。
2303年
箝口令が解除される。
地球外生命体対策機関及び地球外生命体の存在が一般市民に公にされる。
"異民"を彼らの呼称とすることを決定。
2304年
198の異民及び地球各国首脳による会合が行われる
言語の違いによるコミュニケーションの失敗が予見されたが1部の異民が所持していた多言語翻訳機の技術の共有により無事成功した。
この会合の際にそれぞれの異民が持つ”非戦闘に関する技術”の共有が約束された。
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2034年以降、地球技術が飛躍的に向上。
2040年 初の異民対策部隊(一般的にACT:Alien Countermeasure Team と略される)が設立。
2317年 地球人による異民への集団暴行及び殺害が発生。居合わせた雑誌記者により暴露された。
同時にこれまで政府が一般市民に秘匿してきた異民に関する事件が次々に公となり地球人類及び地球を擁護する異民と地球への不信感を持つ異民とのあいだに大きな亀裂が生まれる。
2332年 過激派異民テロ組織による大規模テロが発生。異民を主とする政府施設を爆破。
地球人被害者数およそ150名、異民被害者数3名という被害を及ぼした。
これにより地球擁護陣営と反地球陣営の関係が悪化。
2335年~2342年 宇宙大戦
領空圏内に無断で侵入した異民をテロ組織と判断し地球国家が撃墜。
これに対し撃墜された異民種が過剰な攻撃であるとし地球国家を攻撃これを火種とし宇宙大戦が勃発。
地球陣営と反地球陣営が双方総力をもって戦ったが、互いの武装レベルや科学技術にあまり差異がなかったた為決定的な攻撃を与えることができず両陣営共に疲労していった。
2342年
互いに資源を消費するだけであると両陣営の有権者たちによる和解が行われた。
互いに遺恨は残しつつ宇宙大戦は終結した。
2342年~現在(2405年)
戦争による被害の大半は修復され大戦時には敵対していた国同士の仲も良好な方向へと向かっている。
異民・地球人の中には大戦での遺恨を引きずり敵意を持つ者もいるが現在では少数である。
2301年に何かに導かれるように集まった異民達。宇宙という広大な空間から198もの種族が1つの地に同時刻に集まったことをまるで待ち合わせたかのようであり、
地球は異民達の"合流地点"なのだという者たちもいる。
誤字や物語の矛盾、その他気になる部分がありましたら報告していただければ幸いです。