79Dead『コーナー』
中に入ったがゾンビは少しいた。
望は
(……ここでゾンビになろうと思えればいいが……糞!! ムラムラしてさえいなければ!! 早くスッキリしてゾンビになることを考えれるようにしたい!! 今はなんか抜きたい!! 糞!! これが思春期のリビドーというものか!!)
とムラムラしながら歩いた。
そして
バン!!
「うgだ!」
と1人ゾンビを倒すと
「ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛」
「ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛」
と襲ってきた。
アレックスは銃口を素早くむけて
バンバンバン!!
と三発撃った。
それは全てゾンビの脳天に当たった。
そして
「これだけか……おそらくこういうコーナーは入りづらいから客も少なかったんだろう」
と言って辺りを見渡す。
と注意を受けながらも望は商品を見て言った。
そして、マニアなものをアレックスに渡した。
アレックスは
「ありがとう」
とお礼を言った。
望はそれを聞いて
「嘘だろ!! 冗談で渡したのに!!」
「え? イケるだろ……」
とアレックスは普通に答える。
望は
「うん……そう……アレックスさんがそれでいいなら俺は別に構わないけど……」
と少し気まずそうに言った。
「……外国語で書かれているから分からん……さっきのは絵で分かったが……取り敢えずこれかな?」
「これは……30って書いてるし30代ってことでいいのだろうか?」
であった。
望は
「取り敢えず俺の分を選ぼう」
と言って自分に合ったものを探し始めた。
望は
(取り敢えず色々貰おうと)
と考えて袋の中に入れていく。
望は色々と本を見て行きながら持てる分だけのエロ本を詰め込み少し満足するが
「……やべええ」
望自身の思春期欲の忍耐がそろそろ限界だった。
「とっ取り敢えずここで」
と言って望は本を開けた。
(アニメ系!! いつも俺が! これに関しては俺自身間違いはない!! 一番間違いのないアニメ系で今は!!)
と思い望はすぐさまアニメ系を広げた。
というより同人であった。
そこには望好みのストーリーが描かれてそして良いへとつながる伏線もあった。
そして、心揺さぶられるアニメ女子の感じ方が細かに描かれており望も満足へと導いた。
「あああ……良かった……これは良い物だった」
と満足そうにスッキリしていた。
そして
「さてと……行くか」
と言ってアニメ系を袋の中に入れた。
だが
「ちょっと待て……ビニールだと丸見えだ……さすがにこれは配慮が無さすぎるかな……」
と考えてレジの方を見るとそこには紙袋があった。
「これだ!! この紙袋を使えばバレない!! それに店側の配慮かマジックテープで口を閉じれるぞ!!」
と嬉しそうに一つとりエロ本を全て入れた。
「うむ……さすがは一番デカいサイズ……全部入った」
と満足そうに見て望はアレックスを探した。
だが
「……アレックスさん?」
と辺りを見渡すがいなかった。
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アレックスは
「取り敢えずいくつか入手したが……店の外で待っていよう」
と言って一つの出口からアレックスは出た。
アレックスは
「ここで見張ればさすがに望もいらんことをしないだろうしゾンビもここから見張れる」
とつぶやき辺りを見渡した。
そして、望が戻ってくるのを待った。
しかし
「……数分間待ったんだが……遅い……あいつまさか中で抜いてるのか? 相当溜まってたっぽいしな……」
と呆れていた。
すると
「ガアアアアアアアア!!」
と呻き声がした。
それを聞いてアレックスは
「まっまさかここにも!」
と辺りを見渡した
すると
ドスン! ドスン!
と街中で見た巨人よりは小さいが少しデカいゾンビがアレックスを見ていた。
「糞!! さすがにここから離して戦わないと!! 取り敢えずは持っている武器で倒せそうだ!! 望の見張りが出来ないが致し方ない!!」
と言ってアレックスはそのデカいゾンビを轢きつけるように音を鳴らして
「こっちだ!」
と言って誘導した。
「グガアアアア!!」
と言ってのっしのっしと歩き出す。
どうやら動き自体は鈍いようでアレックス自身逃げ切れるような速度であった。
だが望に会わせないようにする為スピードを合わせながらゾンビを轢きつけてその場から離れた。
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「ここね、エイズア」
「はい、ベイエーンお嬢様」
と言ってついに2人がスーパーに来た。