444Dead『政策を行うなら説明も一緒、納得がいかないなら質問を』
和子は不安そうに
「ねえ、あの子達何も話してないよ……本当に完全復活させたの? 骨から再生何て出来るの!」
と不安そうに聞いた。
それを聞いて瑛代は
「ああ、それは確かに完全ではないよ、当たり前じゃんカン然に死んでいた人間は完全復活するには時間が掛かるよ、残った放電した生体電気がどこに言ってるか分からないんだから」
と言って呆れていた。
それを聞いて和子は
「だったらいったい何の力であの子達は動いているの?」
「取り敢えず肉体を再生させて動けるように心臓を動かしたから生体電気も微量になってるんだよ、そう考えるとなとか体が動く程度にはってのが今何とかってのが事実なんだよ」
と説明した。
それを聞いて剣子は
「では生体電気の塊である魂と呼ばれるものは回収出来るのか?」
と質問すると瑛代は
「大丈夫だよ、再生した体の微量な生体電気の性質を調べてそれと全く同じ電気を見つけたらそれを体に植え付ける事が出来るということだよ」
と説明をした。
すると剣子は
「なるほど、確かにそれなら出来るようにも聞こえるな」
と話をすると瑛代は
「様なだね、でもそれが出来ないとは言い切れないはずだよ、ならば昔から癌を治すだとか感染症を治すだとかの可能性で出来るだけの話では何々が出来る様に聞こえるぐらいの事だったはずだよ? それを信じて貰えなければ発明は出来ないからね、進化も出来ない」
と和子と剣子を納得させようとした。
それを聞いて和子は
「……なるほど……確かにそうだね……だとしたらそれを信じて待つしかできないってこと?」
と聞くと剣子は
「因みにそれはレアズは納得」
「してなきゃ黙ってないよ」
と瑛代は答える前に話す。
奈々子は
「因みに失敗する可能性も知ってるよ、だって手術だって失敗例があるでしょ? その場合はさすがに仕方ないよ、誰だってそれは納得してもらわないといけないよ、インフォームドコンセントだって抜かりはない!」
と言って誓約書を出した。
そこには説明文とサインがありそこにはレアズの名前が入っていた。
瑛代は
「まあこれがあることは確実に文句をつけても聞き入れて貰えないという事だよ、まあ失敗をするつもりもワザとミスるつもりもないから安心して」
と言った。
瑛代は笑いながら
「そこで勝手な欲望や嵌めることをすれば一瞬にして信頼は消え去るってことだよ、信頼はこの世で最も大切な事だからね」
とピースサインをした。
それを見て剣子と和子は
「分かった」
「私も文句はない、良く考えれば何も知らない私達が問うべきことではなかったね」
と反省しているように見えたので瑛代は
「いやいや、納得出来ないならちゃんと話をするべきことだよ、何も聞かないくせに文句ばかり言う奴よりかはマシだよ、それに質問に対してちゃんと説明出来ないという奴はもっと酷いけどね、納得させることの出来るような準備を用意できないという事だよ」
と呆れながら言った。