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438Dead『独善的な正義感』

望は


「あああ! 良かったスッキリ! てか光子がいるから死んでも無理なんだけど!1 フアハハハハハハハ!!」


と汚らしく笑う。

それを見て皆ドン引きしていた。

瑛代は


「ああ! やった! 勝てた!! ついに勝てた!! 当初の目的が地下に隠れたから倒すにはおびき出すのが一番だったけど!! 倒せた!!」


と喜んでいた。

ベルゲザズは


「ああ? 何だお前? 国を最初っから潰す気でいたのか? 俺等に飼われているだけの者共が動くとでも分かってたのか?」


と不審に思って聞く。

瑛代は笑いながら


「ああ……そうだよ? 当たり前じゃないか? 独善的な糞共が必ず正義の為に立ち上がるのは……それは自分達が掲げた信者の様な狂信的な正義だ……それこそが奴等の誇りだ……そんな奴等が地下に埋まってそのまま隠れるわけがないじゃないか……いつか奮い立つんだ……独善的な正義の為に、それこそが奴等の本性だ……今はおとなしくして負けたふりをしてでも奴等は自分達の信じる正義を遂げようとする……」


と笑っていた。

ベルゲザズは


「なるほど……だが今のが本当に勝利か? 全員国々の上級共は倒せたと?」

「ああ、倒せたよ、確認は今取った」

『瑛代ちゃん! もうそこには人は瑛代ちゃんたち以外はいないし私がハッキングした衛星でも確認したけどもういない……ハハハハ! やったね!」

「ほーら!」

「は? そんなんで確認できるのかよ?」

「出来たよ!! 簡単だよ! 外の人間は完全にゾンビ化! 逃げれるわけがないんだよ! 私達の作った国以外の外の働かされている人間、そいつらは助けたけど他は壁も何もかもを破壊して回った! そして、上級な人間以外を優秀な人材を全て私の部下にした! そして、それを把握! 簡単だよ! 簡単なだよ!!」


と言って笑っていた。

ゲズアゾは


「だが我々はもう仲間ではない! だからこそお前等はまだ俺等を倒せてないんだ! それを忘れるなよ!」


と睨みながら言った。

ベルゲザズは


「ハハハ! お前等はまだ俺等に不利な状況だぞ! 俊敏性犬はこっちの手にあるし俊もこっちにいる! お前等にそれらを打ち破らないと」

「俊敏性犬ってこいつでしょ?」


と1人の少女の声がした。

2人は声のする方を見るとそこにはアンジェリスと俊敏性犬がいた。

そして、隣にレベッカとアレックスとそして首だけのナーマナがいた。

和子と剣子は唖然として


「だっ大丈夫なの!」

「ナーマナ!」


と悲鳴を上げるとナーマナは


「はい大丈夫です、ゾンビになって生き返りました」


と言って笑った。

それを見て望は


「ああ、そういえば斬られてたな……お前」

「お前!!」


と和子は望を睨む。

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