表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

440/470

426Dead『勝敗』

父親は


「なるほどな……教えもちゃんと守り自分の戦い方も覚えたみたいだな……お父さん嬉しいよ」


と言って剣子を斬りに行った。

しかし、剣子も


「和子!」


と言って和子は突進するように襲った父親を撃った。


バシュ!


と父親は肩を血を流す。

しかし、怯まずに剣子を襲い掛かる。

そして


「フン!」


と言って地面を斬り抉った。


「な!」


そして、そのまま斬った瞬間の風圧を使って地面を剣子に当てようとした。


「うわあ!!」


ズドオオオオオおオオオオオオオオオオオオン!!


とそのまま剣子の足を掠める。


「いったあ!」


と言ってその場でしゃがみ込む。

それを見て父親は


「フン!」


とチャンスと思い素早く目の前に向かった。

剣子は一瞬にやっと笑って


「間合いに入りましたね、お父さん」


と言ってそのしゃがんだまま


スパアアアアン!!


と居合で父親を斬った。



「グバアアア!」


と大量に吐血しながらその場に体が落ちた。

そして


「っフン!」


と声を鳴らしてそのまま剣子の腱を斬った。


「kぐ!!」


と剣子は唸ってその場で転ぶ。

和子は


「剣子ちゃん!」


と言って駆け寄る。

剣子は


「大丈夫だよ」


と言った。

瑛代は


「まあ強い父親だねエ、人間のまままだ生き残ってるって凄いねえ」


と褒めた。

それを聞いて父親は


「娘に……褒めて貰いたいものだ」


と言って静かになった。

瑛代は


「あんた凄いねえ……自分の為に娘にここまで出来る人間普通はいないよ?」


と言って頭を撫でる。

そして


「じゃ、行きましょうか……レイビン家、国を殺す為に、国を壊す為に、そして、自分達の世界にする為戻す為!」


と言って歩き続ける。

ベルゲザズは


「そうわいくかよ……俺が支配する」


と言うとゲズアゾは


「全く、俺等の立場が……」


と言って歩き出す。

和子は剣子に肩を貸して


「歩ける?」


と言って心配する。

すると


「大丈夫です……私が少し魂に働きかけて何とか動けるようにするデス」


と言って何かの力を使って光子は剣子の足の痛みと神経を元に戻した。

そして


「では行こ」


と言って剣子は父親を無視して先へ向かった。

和子は


「待って!」


と言って剣子を止めた。

そして、剣子は


「すまないが父親の墓は後で……」


バンバンバンバンバン!!


「グああ!」

「あが!」

「ぶぶうばああ!!」

「ああ!」

「ぶ!!ば!」


と5人血を吹いて倒れる。

剣子は


「そうだったそうだった……ありがとう和子」

「ええ! いいよ!」


と言って嬉しそうにしながら剣子の手と

剣子は和子の手と


ぱちーん!


とハイタッチした。

そして、2人は再び歩き出す。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ