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425Dead『成長が見たい』

「勘違いしてしまっていたようなので訂正すると私はお前の成長を見る為だけに国側に着いた、まあ普通の一般家庭から見たら最低な行為だろう……娘の成長を見たいがために娘を手に掛けようとするなんて最低最悪だ……和子君と言ったかね? 君もそう思うだろ?」


と聞くと和子はにこやかに


「いえ、よそ様の家庭を勝手に解釈したくないので……剣子ちゃんがどう思ってるかで意見は分かれると思いますよ? よそから見たら虐待でもその家庭から見ればただのスキンシップの可能性だってあるんです……だからこそ虐待に気付きにくい部分があるぐらいですし」


と自分の意見を剣子の父親に伝える。

父親は


「そうか……そうだな……で? 剣子? お前はどう思う?」


と聞くと剣子は


「そうですね……私とお父様はこうでなくちゃと思いますよ?」


と微笑みながら言った。

そして、父親は


「そうか」


と一言言って


「撃て!」


と言った瞬間

剣子を狙って銃声が響く。


ババババババババババババババ!!


と剣子へ飛んできた弾は


キンキンキンキンキン!!


とマジギレズッパアアアンで全て斬り落とした。

父親は


「やはり素晴らしい! こんないきなりな不意打ちですら対応できるとは! お父さんは嬉しいぞ!」


と言って高揚していた。

そして


「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!」

「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!」


と2人は激突する。


ガギイイイイイイイイイイイン!!


と音が鳴りそして


ペキ!


と刀の刃が少しひびが入る。

父親は


「良い刀だ……それは希咲殿の作った刀か?」


と聞いた。

剣子は


「はい、希咲家の者に鍛えて貰ったものです」


と言った。

それを聞いて父親は


「なるほど……やはりあんなダサい名前だけで断るべきではなかったか……」


と少し悔しそうにする。

剣子は


「やはり父がこの刀の購入を断ったのですね」


と言った。

すると父親は


「!! そうか……その刀が……私が捨てて今はお前が持っているのか……因果応報か……一度捨てた刀に襲われるとはな……」


と苦笑する。

剣子は


「自業自得かと? 物を大切にしないからですよ……後信頼を」


と言って刀を向ける。

そして


「お父さんの刀の刃はヒビが言っている……油断はしないから殺す事になりますが宜しいですか?」


と笑いながら聞くと父親は


「ひびを入れた程度でもう勝った気でいるのか? 全く変わらないな?」


と言うと剣子は


「油断しないから勝つんだ……確信だ、勝負には勝つきでいなさいってお父さんが言った」


と言ってそのまま


「覚悟!」


とマジギレズッパアアアンを振るった。


「ク!」


と言って父親は刀を防いだ。

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