表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

409/470

404Dead『ダメ程』

「これが映像」


と言って瑛代はドイン・ダンドリーが襲っている光景を見せた。

それを見てアンジェリスは


「うわ……グロ」


と言って見ていた。

和子は


「うわあ、もう止めない?」


と言って視聴を中断した。

瑛代は


「まあそうだね、取り敢えず研究所に入ろうか」


と言って皆に言った。

そして


「まあそうだな……取り敢えず他の研究所は大丈夫みたいだな、とにかく本拠地に入ろう」


と言って瑛代にと一緒に入っていった。


--------------------------------------


その頃


「糞! どうしてここに閉じ込められるんだ! ゾンビにしてくれるって言ってたじゃねえか!!」


と壁を叩きつける。


「まあとにかくここから逃げる方法でも考えましょう」

「うおお!!」


突然声がしたので振り返ると


「……ナーマナ? 何してるの?」

「何って……一緒について行ったこと気付いていなかったんですか?」


キョトンとしていた。

ナーマナは


「とにかくここから脱出するにはあの通気口を使うしかないでしょうね」


と言った。

望は


「……閉じ込めてるんだし開かないんじゃ?」


と聞くとナーマナは針金を取り出して


「これで望様は逃げれるのでは?」


と聞いた。

望は


「まあ開けれなくないか……その代わり肩車して……この位置だと開けれん」

「分かりました」


と言ってナーマナは望を持ち上げる。

すると望は


「……ナーマナ、足で分かったが、お前大きくね?」

「?? 何がですか?」

「胸」


と言った。

それを聞いてナーマナは


「ああ、まあここの成長は頑張りましたからね」

「……もしかしてシリコン?」


と聞くとナーマナは


「ああ、瑛代様が言ってたあれですか? 私の国ではそんなのがないので自力です、その為小さいままの人も多かったんですね……私は何とかFまで大きくなりました」

「それは頑張らなくても素質があったんじゃないの?」


と聞くとナーマナは


「そうでしょうか? 我が家系は貧乳が多かったので……分かりません」



と言った。

望はピッキングをしながら


「ナーマナって何でそこまでしてくれるんだ? 明らかに行きすぎじゃね? だって瑛代からの命令で俺に仕えてるんだろ?」


と聞くとナーマナは


「うーんそうですね……私は自分を抑え続ける生活ばかりしていましたし……自分のしたい事とかが分からないんですよ……」

「う? うん……」

「それでですね……瑛代様はもちろん望様もなんだかんだで自分のしたい事を優先できる自分を抑え込まない性格なので……それに憧れたんでしょうね……まあ後は貴方がダメすぎるので世話を焼きたいからって言うのもあります、これは光子さんにも言ってるんですけどね」

「……へえ」


と言って望は


「俺の事少し貶したな!」


と怒った。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ