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391Dead『芸術の星』

仲間がぐちゃぐちゃになった。

救命の一人が死んだ。

幼い子供と奥さんを残して逝ってしまったのであった。

救命の一人はその者と友人同士であった。

学生時代から苦楽を共にした仲間であった。

そんな仲間を


「ほらよ、そのゴミあげるよ、もういらないから」


と言って奈々子は


ゴシャ


と形の崩れた仲間をぞんざいに投げて渡した。

それを見て救命の一人は涙を流しながら


「あああ……あああ……大丈夫か……苦しくないか……」


と言ってその死体を搔き集めた。

R-BECKは


「……うう……すまない」


とただ謝る事しかできなかった。

BBOO+JOは


「……」


言葉が出なかった。


-------------------------------------------------------------------


奈々子は意気揚々と


『いやああ! まさかだよ! こんなまさかエイリアンって!!』


と言ってそのエイリアンを映し出して言った。

それを聞いて瑛代は


「それがエイリアンかあ……私達と同じ形なのは擬態?」


と聞くと奈々子は


『そう! 擬態! これをゾンビのそれと統合すると!』


と言って自分に液体を注射した。

すると


『ぐがあがああああおおおお!!』


と声を上げながら奈々子は姿を変えてクリーチャーやら別の人間やら他の動物へとなった。

それを見て瑛代は


「生産にはどれぐらい掛かりそう?」


と聞くと奈々子は


『まあそれほど時間は掛らないよ、2日ぐらいには兵士に投入できる』


と言った。

それを聞いて瑛代は


「よし、そのまま進めて、因みに宇宙船に武器は?」


と聞くと奈々子は


『それについては残念、奴等の話でもどうやら旅行でここに来ただけで武器を持ってきてはいないし宇宙船も戦闘用ではなく自家用車と同様の船だった、だけどH2Oを使えば奴等の星へと迎えるからこの世界を征服出来たら次はその星を征服する準備も進められるよ!』


と言った。

それを聞いて瑛代は


「分かった……それならまずは地球を我が手の物にしたらそっちに移行しよ」


と言ったところで奈々子は


『ついでにお願いがあるんだけど?』

「?? 何?」


と奈々子の言葉に瑛代は耳を傾けると


『私専用の芸術の星を欲しい』


と言うと瑛代は


「大丈夫! 永遠がある限り貴方に星をプレゼントすることなんて簡単になるよ、皆にもちゃんとあげれるプレゼントはあげるよ」


と優しく微笑んだ。

奈々子は


『わああ! ありがとう!』


と言っていると向こうの方から


『えふぇじゃljfぁsjふぁ!! がgほあgはうご!!』


と声がした。

奈々子は


『gじゃがぁdkが! gじゃごあいあああ!!』


と突然言ってそれを聞いていた望は


「?? 何言ってるの? トチ狂った?」


と聞くと奈々子は


『エイリアン語だから気にしないで』


と言った。

瑛代は


「じゃあ後はお願い!」

『任せて!』


と言って連絡を切った。

望は


「なんであいつエイリアン語とか喋れんだよ」


と呆然としていた。

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