表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

391/470

389Dead『命のお礼は命を使って』

「いやあ! 優しい星人がいてよかった」

「ええ、話が分かる星人がいるなら何とでもなるわ!」


と言ってR-BECKとBBOO+JOは嬉しそうに会話した。

救命達も


「一時はどうなる事かと思ったぜ」

「ああ、もう死なないのかあ! 良かった! メルベー!! 待っててくれ!」


と言って疲れが出たのか寛いでいた。

すると


「??」


とR-BECKは何かに気付いた。

BBOO+JOは


「?? どうしたの? 何かあった?」


と言ってR-BECKはの方を見た。

R-BECKは


「いや、何か音がしたような気がして」


と言って天井を見つめる。

救命達は


「そりゃ化け物がどこにいるか分からないんだから音ぐらいなるだろ?」

「そうだぞ、そんなことも分からんのかよ」


と言って呆れるように言った。

すると


『ショオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!! タアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアイム!!』


と先程の奈々子の声がアナウンスでした。

すると


バカン!!

ドスウウウン!

ドスウウウン!

ドスウウウン!

ドスウウウン!


と四人分の小さな檻が四人を閉じ込めた。

救命達は


「な! 何なんだ!」

「うわあああ!! 何だよこれ!」


と言って慌てふためく。

R-BECKは


「落ち着け! 奈々子! 何だいこれは! ただの御ふざけなんだろ!」


と質問するとBBOO+JOは


「そっそうよね! きっとそうよね!」


と縋る様に質問した。

すると奈々子からアナウンスで


『うん? 私の為にお礼をしてくれるって言ったよね? だったら私の為に色々と手を貸してくれるってことだよね? 命を助けたお礼って命分の価値のあるお礼をしてくれるってことでしょ? ならこの展開も別に不思議ではないよね? だから私の映画の為の贄になって』


と嬉しそうな声で質問に答えてきた。

それを聞いてR-BECKは


「騙したのか……」


と震えながら聞くと奈々子は


「?? 別に何も騙してないと思うよ? だってお礼をしてくれるって言うからそれに対して私は頼むねって言ったんだからそれを叶えるってことは別にだます行為ではないよね? なら別に問題はない! 理解したよね? したんでしょ! ならば問題はない!」


とめちゃくちゃな理論で四人を檻に拘束した。

救命達は


「そんな……ふざけるな! 頭おかしいんじゃねえのか! 助けた命を使って実験だと! そんな事を! 倫理に欠けた行為を! 地上神天様に祟られるぞ!」

「そうだ! 地上神天様がお前を裁く!」


と言ったが奈々子は


「……はあえ?」


とさっぱり何を言っているのか分からない表情をした。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ