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385Dead『ハッチ開放』

「グルルルルル!! キッシャアアアアア! キッチャアアアアア!!」


とO-13型は体をボコボコと変異させながらあたりを白目で見ていた。

そして


「スンスンスン」


と臭いを嗅いで道を進んでいた。

それを見てHEOOは


「O-13型……可哀そうに……そんな姿になって……でも大丈夫、ずっと私も一緒に……この宇宙空間でずっと」


と言いながらO-13型と一緒に映った写真を見ながらそのペンダントにキスをした。

そして


「こっち! O-13型と一緒に行こう!」


と大声で叫んだ。

それを見てO-13型は


「グバアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!! HEOOOOOOOOOOOOOOOOOOOO!!」


と叫んだ。

それを聞いてHEOO


「!! おぼ……いや! こっちに来なさい!」


と言ってハッチへと向かった。

O-13型は


「ぐおおおおおおおおお!!」


と叫びながらHEOOを追いかけた。

ドンドンと距離が縮まってきた。

HEOOは


「糞! もうちょっと! もうちょっとなの!! 間に合って!」


と言って走り続ける。

しかし、ドンドンと距離が近づいてくる。

HEOOは


「はあはあはあ!! はあはあはあ!」


と息を切らしながら必死で走り続ける。

触手が


「キシャアアアアアアアアアアア!」


とO-13型が飛ばしてきた。


グサ!!


「gばああああ!!」


とHEOOは吐血した。

しかし


「だべだ!! ばじれえええええええええええええええええええええええええええええええええ!!」


と叫びながら走り続ける。

それを見ていた救命達の一人が


「糞! ダメだ! このままじゃ先に食われちまう!!」


と言って絶望する。

BBOO+JOは


「いや! 大丈夫! 信じて! HEOOを!!」


と言った。

R-BECKは


「お願いだ! 彼女の思いを! 彼女の覚悟を!! お願いだ!」


と願った。

そして、ハッチのある部屋へと入った。


「ばにあっだあああああ!! おぜええええええええええええ!!」


とHEOOはモニターに向かって叫んだ。

それを聞いたBBOO+JOは


『うわああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!』


と叫びながらハッチ開放のボタンを押した。


シュゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!


とハッチの出口へと空気が出て行った。

その勢いでO-13型とHEOOは


「グオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!」

「大丈夫、怖がらないで」


と言ってそのまま宇宙に放り出された。

それを見て救命達


「やった……」

「助かった……」


と言った。

BBOO+JOはすぐさまボタンを押した。

そして、ハッチは閉まった。

R-BECKは


「ありがとう……ありがとう……HEOO……」


と涙を流した。

BBOO+JOは


「ううう……ううううう……」


と泣き崩れた。

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