表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

385/470

383Dead『襲い掛かるO-13型』

O-13型は完全に青くなり動かなかった。

そんな変わり果てた姿を見てR-BECKは


「糞……噛まれただけで……こんな……嘘だろ」


と涙を流していた。

BBOO+JOは


「ううう……どうして……こんな……」


と泣き崩れていた。

救命達も


「どうなってるんだ……毒にしても明らかに早すぎる」


と言って頭を抱えていた。

すると


「うう……ううううう」


とO-13型は声を上げた。


「!! O-13型!! O-13型!!! 生きてるのか!」


と言ってR-BECKは呼び掛ける。

BBOO+JOは


「本当! でも! さっき息を引き取ったって!!」


と言って驚きながら見る。

救命達は


「馬鹿な! さすがにおかしいぞ! 何で! 生きているはずが!!」


と驚いた。

救命達は覗き込む。

すると


「!!」


O-13型は目を見開いた。

救命達は


「ひい!!」

「何だ! 少し不気味だ!」


と言って震える。

BBOO+JOは


「O-13型!! 生きてるの! 大丈夫なの!」


と言って心配する。

しかし、何も喋ろうとしなかった。

R-BECKは


「どうした? 何か喋れよ」


と言って見ている。

しかし、O-13型は黙ったままであった。

救命達の一人が


「どうしたのでしょう? ちょっと目を診ますよ」


と言ってO-13型の目を診ようとした。


ゴシャ


「?? 何の音だ?」


とR-BECKは不思議そうに見ると


「!! な!!」


と驚いていた。

BBOO+JOは


「どうしたの? 何かあったの?」

「食われてる……」

「は?」

「食われてるんだよ……こいつ」


と言った。

BBOO+JOは何を言ってるのか理解できなかった。

R-BECKは


「救命の奴がO-13型に食われてる!!」

「は?」


と言うと


ゴシャ!! ゴシャガブ!! グシャリ!!


と鈍い音を立てながらO-13型は救命の一人を口の中に取り込んできた。


「うわ! うわああああああああああああ!! アぐ!!」


グシャン!!


ともう一人の救命の顔面が抉られた。

BBOO+JOは


「いやあああああ!!!」

「何なんだこいつ!!」


と悲鳴を上げて救命二人が震える。

R-BECKは


「こっちだ! 早く来い!」


と言って逃げ道のドアを開けていた。

BBOO+JOは恐怖で動けなくなっていた。

救命達は


「ひいいい!!」

「助けてええ!」


と言って逃げていた。

R-BECKは


「BBOO+JO!! 来い!!」


と言って手を握って無理矢理走った。

するとO-13型は救命の一人ともう一人を体ごと触手の様なもので掴みかかり体の中に取り込んだ。

そして


ボゴ! ボゴゴオ!! ボゴボゴボゴ! ゴシャ!!


とO-13型は体を変異させながら大きくなった。

そして、足を四つ増やして


「ググアガガガッガガガガガベベベベベベb!!!」


と奇妙な声を上げながら襲い掛かってきた。

R-BECKは


「早く!!」

「ああ……あああ……」


と悲しそうにしながらR-BECKに手を引かれながらドアに無理矢理入れられてそのまま自分も入った。


「クエバアアアアアアアアアアアアアアアア!!」


と叫びながら手を伸ばして来た。

R-BECKは


「間に合え!」


と言ってドアを


ガシャン!!


バゴオオ!!


とドアを閉めてそこから叩きつける音がいた。

R-BECKは


「逃げるぞ! 早く!」


と言って逃げていった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ