380Dead『あともう一息』
望はモニターの前に立たされていた。
「……おお……でっけえ瑛代だ」ーの前に立たされていた。
「……おお……でっけえ瑛代だ、てかモニターでの通信出来たんだ」
と望はへらっと笑っていた。
すると瑛代は
『やっぱり俊敏性犬を渡したかあ』
と呆れていた。
望は
「いや、あれ俺の犬じゃないし、勝手について来ただけだし」
と頭を掻いた。
瑛代は
『まあ別にいいけどね、あいつの菌に関してはかなりゲットして相手にアドバンテージとしてあげても良いよ……そっちの方が手ごたえありそうだし』
と言って肘を着いて言った。
そして、
『よし、お兄ちゃんには事が終わったらそれなりの罰を受けて貰うからそれだけは覚悟してね』
「? え? 罰?」
『じゃあベルゲザズも多分研究所を捨てて他の研究所を束ね始めてると思うけど……あと少し研究所を削ろうか……いや、こっちも準備はかなり万端にはなってきた』
と嬉しそうに言った。
それを聞いて和子は
「でも他の国も結構残ってるって前に言ってなかった?」
と聞くと瑛代は
『ドイン・ダンドリーって結構使えるねえ』
と嬉しそうにしながらドイン・ダンドリーが
『うはははははは! これだけ捥ぎ取ったぜ!』
と言って嬉しそうに研究機関の生首を持って来た。
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「な! ドイン・ダンドリーがそこの研究所を!」
「まさかです……突然ヘリからやってきて俺等の仲間を! うははああわあああああああああああああああああああああああああああああ!!」
と言って一人は発狂した。
ベルゲザズは
「チ!! まあいい! こっちはまだまだクリーチャーがいる! とにかくはそれを戦力にさえ使えば何とでもなる! そして、俊敏性犬の菌! それを使えば! ハハハハハ!! この菌をまたまた改良して薬の効果を効かなくすれば問題なんてないんだ!!」
と笑っていた。
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『って思ってるだろうからそこの隙を突く、だがもう少し高い攻撃力の物が欲しいんだよねえ……さすがにドイン・ダンドリーだけだとこっちもなあ』
と言って悩んでいた。
そんな時だった。
『プルルルルルr!!』
と音が鳴り瑛代は
『もしもし?』
と言うと
『! あ! 瑛代! 良いもんゲットした!』
と奈々子から電話あった。
瑛代は
『どうした?』
と聞くと奈々子は
『エイリアンとその宇宙船ゲットした』
と言った。
瑛代は
『ほほう、エイリアンとな』
と笑った。